【元ネタ】史実、ヨハネの黙示録
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ブラックライダー、もしくは「フィンブルの冬」「火山の冬」
【性別】男性
【身長・体重】190cm・70kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
原初の一:E(A)
アルテミット・ワン。ただし著しく劣化している。
一部の地形、季節、自然現象の近くにいる場合、魔力供給を受ける事が可能。
人殺:A
星によって与えられた、人々を殺す権限。
対峙した者が人である限り、ブラックライダーは殺す事が「可能」となる。
神性スキルで抵抗可能。
労働使役:A
労働力に対する絶対命令権。相手が被支配層に属する場合、
その身分が低いほど会話中のあらゆる判定の成功率が上がる。
貧者は唯、彼につき従い飢え死ぬのみ。
【宝具】
『飢餓の冬(ウィンター・オブ・フィンブル)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補促:1000人
『飢餓』の象徴たるライダーの心象風景を具現化する固有結界。
正確には過去、もしくは未来にライダーが眺める風景そのものである。
吹きすさぶ吹雪と降り注ぐ火山弾。降り積もる灰と空を覆う暗雲。
荒ぶる環境はあらゆるマナをかき乱し、
五大元素属性はおろか全ての魔術的なバックアップを断ち切る。
即ち魔術師、霊的存在に対して『飢餓』を強要する死の冬である。
【解説】
ブラックライダーとはヨハネの黙示録の四騎士の三番目。黒い馬に乗っており、
手には食料を制限するための天秤を持っている。
地上に飢饉をもたらす役目と世界の4分の1を支配する権利を持つ。
フィンブルの冬とは
北欧神話におけるラグナロクの前兆とも言える現象。
冬が三度続き、争いが絶えず、兄弟同士が殺し合うとされる。
火山の冬とは火山活動によってもたらされる気温の低下の事で、
長期間の継続は夏の無い年を経て作物の壊滅、ひいては食糧危機をもたらす。
元々の彼は生物にとって過酷すぎる自然の具現、すなわち真祖の一種だった。
しかし北欧神話によって説明され、ヨハネの黙示録によってブラックライダーと言う枠に押し込まれ、
科学技術の進歩によって唯の自然現象にまで劣化してしまった。
人々の信仰によって縛られ劣化した為かもはや星は彼をバックアップする事はなく、
彼を表す火山や冬といった自然現象のみが限定的に力を貸す程度にとどまっている。
もしかしたら彼の宝具も空想具現化の劣化した姿、なのかもしれない。
劣化した彼は真祖としての力の全てを失っている代わりに、
弱点たる吸血衝動も持ち合わせていない。
…万が一、万が一彼がかつての全てを取り戻したとしても
長年忘れていた「飢餓」に勝てる保証は、無い。
最終更新:2016年10月01日 15:26