陳鸞鳳

【元ネタ】中国民話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】陳鸞鳳
【性別】男
【身長・体重】187cm・74kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
勇猛:A+
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

神秘殺し:A
 「神秘はより強い神秘でなければ打ち砕けない」という法則を無効化する。
 人の身でありながら、雷神の脚を切り落として屈服させたことで得た能力。

雨乞い:A
 雷神を屈服させ、雨師と号されたことで得た能力。
 天に向かって「勇猛」と「対神」を併用して発動することで雨を降らす。

神罰:E-
 涜神を行った為、雷神から雷を落とされたが、セイバーはこれを克服している。

【宝具】
『雷斬(レイ・ジャン)』
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人
 雷神の脚を斬り落とした剣による一振り。
 「勇猛」の効果によって集中力を極限まで高め、
 魔力を込めて振るった斬撃は空間を超越して標的へ到達する。
 この斬撃は対象の属性を無効化する性質があり、
 対象が神であろうと、雷・雲・炎などの無形物であろうと確実に斬り裂くことが可能。


【解説】
中国民話に語られる豪傑。唐の時代の元和年間、広東省のとある村に住んでいた。
この村では雷神を篤く祀っていたが、日照りが続き村民は苦しんでいた。
そこで陳鸞鳳は祀っているのに恩恵を齎さない雷神に怒り、涜神行為を示した。
すると天には雷雲が立ち込め、雷が落とされたが、
陳鸞鳳が頭上に向けて剣を振るうと、雲の中から石斧を持った怪獣が落ちてきて倒れた。
脚を斬り落とされて動けずにいるこの怪獣を、
陳鸞鳳は止め刺した後切り刻んで食ってやると脅したが、
村民達に天上の神に対しての無礼極まる振る舞いを咎められる。
そして、怪獣は雷雲に包まれ、斬られた脚ごと消え去った。
この事件の後、日照りは止まったが、陳鸞鳳は村民達から激しく責められ、
村を追い出されてしまい、叔父の家にまで駆け込むが、
落雷が陳鸞鳳を追うのでここも追い出されてしまう。
落雷は陳鸞鳳を直接襲うことは無くとも、その周囲のものを焼き尽くしてしまうので、
陳鸞鳳は行き場をなくして鍾乳洞で過ごすことになった。
三日後、落雷が止んだと見て陳鸞鳳は村に帰るが、村民達との関係には溝を残した。
数年後、再び日照りが起こり、困窮した村民達はかつて追い出した陳鸞鳳に雨乞いを依頼する。
陳鸞鳳は苦笑しながらも依頼に応じ、かつての涜神を繰り返して雷雲を呼んだが、
剣を持って待ち構える陳鸞鳳を雷神が恐れたか、落雷は落ちてこず、ただ雨が降るのみだった。
こうしたことが二十余年続き、陳鸞鳳は雨使いと呼ばれるようになった。

【コメント】
中華版雷切伝説の人。しかも雷関連に限ってはこっちの方が道雪さんより凄いっぽい。
適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2016年10月01日 15:30