【元ネタ】道教終末論、『太上洞淵神呪経』
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】李弘
【性別】男性
【身長・体重】182cm・76kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具A++
【クラススキル】
気配遮断:-
アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、
このサーヴァントが持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。
太上老君の化身とされる李弘の神霊適性は最高クラスといえるだろう。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
圏境:B
太上老君の化身として保有するスキル。
気を使い、周囲の状況を感知し、また、自らの存在を薄めることができる。
【宝具】
『洪水滅世の救済(ジェンジュン・リーホン)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
悪辣なる時代の水による終わりと、選民による新時代を象徴する宝具。
世界破滅の一である“大洪水”を一帯に再現することで、見渡す限りを激流に呑み込む。
この際、指定した対象・場所には何ら影響を及ぼさない。
一撃の威力こそ対城宝具に及ばないが、その真価は広大な影響域であり、
自身やマスターを攻撃範囲に収めながら敵のみを壊滅できる、特異な対軍、対国宝具。
新時代に生きるべき選民を選出する峻別の水である。
【解説】
五世紀宋代の終末思想における救世主。
民衆間において発展した弥勒菩薩の下生信仰に、中国的道教的終末論が感化されて生まれた
「洪水による世界の終わりと真君による世界新生」説話における聖君。
李家道を主体とする真君思想・太平思想の中核を担う経典上の英雄であり、老子の化身の一つとされる。
晋から南北朝にかけて、「真君李弘」を名乗る農民反乱が多発したが、次第に廃れた。
かなりのマイナー英雄だが、初期道教を語るには欠かせない概念でもある。
最終更新:2016年10月01日 15:33