ムオーデル

【元ネタ】民間伝承
【CLASS】ライダー
【真名】ムオーデル
【身長・体重】180cm・76kg
【性別】男
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D  耐久C  敏捷D  魔力B  幸運C  宝具C
【クラス別スキル】
騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
魔眼:C
 略奪の魔眼を所有。目を合わせた対象の視力を奪う事で、捕捉判定にペナルティを与える。
 この効果は目を合わせる度に発動し、最終的に対象は盲目の状態になる。対魔力で抵抗可能。
 ライダーを消滅させる事で奪われた視力を奪還する事も可能。高レベルにもなると、技能や霊格なども略奪出来る。

千里眼:C++
 遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
 魔眼によって視力を奪い続ける事で、透視・未来視・過去視さえも可能とする。

一気呵成:A 
 攻撃すればするほど勢いを増す。ターン経過毎に命中率が増していくスキル。
 その叫び声や吼え声は、恐怖の象徴とされた。

【宝具】
『幽鬼の軍勢(ムオーデル)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
 ただ、毎夜の如く行進する。それだけを規律とした亡者の騎兵団。
 この霊団は昼間はただ浮遊するだけの無害な存在であり、維持に要する魔力も微々たるものである。
 周囲の雑霊を迎え入れる事で規模を拡大する事も可能だが、戦闘能力は生前の全盛期に依存する。
 服装や武装などに統一性を欠くが、角笛を所有する者を代表者とする習性がある。
 マスターと魔力のパスが接続されるのは、その代表者の一体のみである。

『退かぬ者には歓迎を(マーチ)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:20人
 『幽鬼の軍勢(ムオーデル)』と共に街道を彷徨う大行進。誘蛾灯のように周囲の存在を仲間に引きずり込む。
 無差別に行うのはライダーの流儀に反しており、事前に角笛を吹く事で警告を発する。
 生者である場合、自殺願望を持たない限り、精神判定で抵抗可能。
 また、神聖な力を持つ品物__十字架などを身に付けている場合、無条件で判定に成功する。
 ただし、ライダーによって視力を奪われていた場合、恐怖感が煽られて判定に大幅なペナルティを付加する。

『轢殺の宴(デス・パレード)』
ランク:B- 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
 多種多様な亡霊馬車の車輪を限定召喚し、直線状の存在を薙ぎ払う蹂躙行進。
 車輪一つ一つに悪霊が憑依しており、単純な言語による命令が可能。
 生きとし生ける者全てに対して、集団で襲い掛かる様はまさに阿鼻叫喚の地獄絵図である。
 ただし、群霊達の霊格はそれほど高くはないので単純な聖句でも簡単に成仏してしまう。

【Weapon】
『無銘・角笛』
 『幽鬼の軍勢(ムオーデル)』の代表者の証。
 吹き鳴らす事で、周囲の存在の恐怖を煽る事が可能。

【解説】
 オーストラリアに伝わる伝説の幽霊の軍勢。
 夜になると、四辻を地面から数10cm浮かんで飛んでいく軍勢の姿が見えるという。
 この時、物凄い叫び声や吼え声、轍の響きまで聞こえる(浮かんでいるのにもかかわらず)。
 ムオーデルの先頭では、白馬に乗った男が角笛を吹きながら『そこを退け、そこを退け、退かぬ者は危ないぞ!!』と警告を発する。
 しかし、その警告の言葉は人間にはよく分からない。
 軍勢は、徒歩や騎馬だけでなく、炎の馬車や黒い馬車に乗って現れる。
 伝説には、ムオーデルの軍勢に出会った場合は、近くにある十字架にしがみつき、目を閉じていること、とされている。
 そうすれば軍勢は何もしないで通り過ぎる。但し、目を開けていると盲目になる。 
 さらに、そのまま立ち続けていると軍勢の兵士に連れ去られ、亡者の仲間入りとなってしまう。
最終更新:2016年10月01日 16:01