ゴダイヴァ

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ゴダイヴァ
【性別】女性
【身長・体重】153cm・43kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運D 宝具D+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
 本来ライダーには備わっていなかった能力だが、ライダーの持つ宝具の付属として顕現したスキル。

【固有スキル】
洗礼詠唱:D
 キリスト教における“神の教え”を基盤とする魔術。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

カリスマ(偽):E 
 限定的な魅了として作用する人柄。
 心優しく敬虔なる清い心を持つ彼女と接触した対象は、判定に成功した場合
 ライダーに対する友好度に補正がかかる。

【宝具】
『覗き男(ピーピング・トム)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 町衆みんなが守った礼儀に逆らって、一糸纏わぬゴダイヴァ夫人をただ一人覗き見したという、
 ピーピング・トム伝説の具現。
 ライダーが衣類を全て脱ぎ、馬に跨って闊歩することによって自動発動する。
 範囲内で魔力抵抗に失敗した人物は、彼女に温かな想いを感じて目を背け野次馬を差し控えるようになる。
 これにより抵抗に成功した人物のみがその場に残されることになり
 以後、『覗き男(ピーピング・トム)』となった対象は影響下の人物全てから敵意を向けられることになる。

【Weapon】
『無名・馬』

【解説】
ゴダイヴァ夫人は11世紀イギリスの女性。
マーシア伯レオフリックの夫人で、自身も後に領主となった。
夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を裸で行進したという伝説が残っている。
同時代頃の偽イングルフの年代記によれば、ゴダイヴァは「美しいかぎりの、聖い心もちの女性」であったといわれる。

中世のイギリス、領主レオフリック伯爵の妻、レディ・ゴダイヴァは夫が町民に課した重税を廃止してくれるように頼みました。
しかし夫は彼女が裸で街中を廻ることができるならと条件を出したのです。
とても悩んだ末、意を決したレディ・ゴダイヴァは夫の言う通り一糸も纏わず馬に乗り街を廻ったのです。
その事を聞いていた町民達は、彼女の慈悲深さに敬意を表して当日はその姿を見ないよう、家の窓をかたく閉ざした…という伝説です。

また余談だがベルギーのチョコレートメーカー「ゴディバ」の社名およびシンボルマークはゴダイヴァ夫人に由来する。
ゴディバは、レディ・ゴダイヴァの優しさと自己犠牲の精神をたたえ、この社名で設立したそうです。
最終更新:2016年10月01日 16:05