【元ネタ】源氏物語
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】六条御息所
【性別】女性
【身長・体重】145cm・41kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
狂化:-(E~A+)
通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。
『嫉妬に燃ゆる物の怪』使用時にのみ怨嗟が増すことによって、分霊の狂化のランクが上昇していく。
【固有スキル】
憑依:B
自身の魂魄を対象に憑依させ、呪い殺す。
対魔力で抵抗可能である。
正体隠蔽:C
サーヴァントとしての正体を隠す。
自身をサーヴァントではなく、ただの人間であると誤認させる事ができる。
【宝具】
『嫉妬に燃ゆる物の怪』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
怨嗟のあまり生霊となった彼女の分霊。
自身の魂魄を分割して、もう一人の自分を生成することができる。
ただし、両者ともに独立した存在であるため互いに接点が少なく
どちらかが倒れても残った片方には影響が及ばない。
また『嫉妬に燃ゆる物の怪』は、バーサーカーの負の側面を具現化した存在であり
バーサーカーの怨嗟が高まるほど狂化スキルのランクが上昇していく。
【解説】
六条御息所、彼女はまさに地獄の業火に焼かれる人である。
生きているとき既に彼女は嫉妬の鬼であり、死んでもなおその霊は救われなかった。
実生活で貞淑で清潔な生活を送れば送るほど、彼女の内なる魂は、ある瞬間に理性の抑制を離れて狂気を演じてしまうのである。
彼女は死に際して源氏に、「我が娘だけは妻の一人にしないでほしい」と懇願する。
男に頼る以外に生きるすべのないこの時代の女性にとって、娘に源氏のような後見ができるのはむしろ望ましいはずなのに、
その言葉からは我が娘にさえ嫉妬するほどに源氏を最後まで愛しぬいた悲しい女の姿が浮かんでくる。
人の心に潜む果てしない闇の世界、そんなこともこの源氏物語は我々に時を越えて伝えてくれる。
最終更新:2016年10月01日 18:12