泉小太郎

【元ネタ】民話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】泉小太郎
【性別】男性
【身長・体重】150cm・50kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力A+ 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
 ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
神性:B+
 大日如来の化身である白龍王を父に、諏訪大明神の化身である犀龍を母に持ち、
 極めて純度の高い龍の因子を持つ。
 また、本人も鉢伏権現の化身であり、穂高見神の転生体とも謳われ、
 死後に複数の神社で祀られた。

【宝具】
『犀龍(さいりゅう)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1000人
 ライダーと共に岩山を砕いた龍を召喚して騎乗し、突撃する。
 本来戦闘用ではないが、神の化身である竜種の突進はそれだけで絶大な破壊力を誇る。
 また、この龍は天候をある程度操作する能力を持ち、天を駆けることも可能。
 ライダーと龍が全ての力を振り絞って突撃した時には、突進軌道から濁流が溢れ、
 それは瞬時に、周辺にあるもの全てを飲み込む瀑布となる。
 ライダーは本来竜種を乗りこなすだけの「騎乗」は持たないが、
 ライダーの母である龍は自らの意志でライダーに恭順している。

【解説】
信州に伝わる民話の主人公。児童文学の傑作「龍の子太郎」の参考元となったことで知られる。
昔々、松本・安曇の地に住んでいた犀龍と、高梨に住んでいた白龍王が結ばれ、
鉢伏山で赤子が生み、放光寺山(今の松本市城山)の地でその赤子は立派に育った。
この赤子が泉小太郎であるが、小太郎が成長するにつれて、
犀龍は自分の姿を恥じて湖底に隠れてしまった。
小太郎は母を訪ねて再会し、その背に乗って、山清路の巨岩を突き破り、
湖水を長野から越後の海に流し、現在の広々とした盆地を作ったと言われている。
この仕事が済むと、母は夫の白竜王を訪ねて坂木の横吹というところの岩穴に隠れ、
小太郎は有明の里に帰って住み着き、妻子を得て幸せに暮らし、子孫は大いに栄えたという。

上田・小県では、小泉小太郎という名の者の民話が伝わっており、
それによると、娘に化けた大蛇の息子が、僧侶に捨てられたが、老婆に拾われて育てられたという。
小太郎は大力を持ち、大食で怠け者で仕事もしなかっが、ある日老婆に薪拾いを頼まれると
小泉山にある限りの萩の木を取り集めて持ち帰り、それを束ねていた紐を解くと
薪が爆ぜて家を押しつぶし、老婆は死んでしまったという。

【コメント】
泉小太郎と小泉小太郎を同一人物として見なした。筋力が高いのは小泉の方の伝承由来。
優秀な龍の因子を持つが、戦闘経験が皆無な為、それを使いこなせてはいない。
犀龍が空を飛べるって伝承は多分ないけど、しかし神の化身である龍が
空飛べないっていう方が不自然なので、飛行能力をオマケした。
適正クラスはライダーのみだが、何か地元では小泉小太郎は
弓使いの武士だったとかいう伝承もあるしいのでアーチャーにもなれるかも。
最終更新:2016年10月01日 21:19