エティエンヌ・ド・シルエット

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】エティエンヌ・ド・シルエット
【性別】男性
【身長・体重】163cm・67kg
【属性】秩序・中立
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運D 宝具D+
【クラス別スキル】
気配遮断:B(D)
『ただ輪郭だけの実体のない人間(シルエット)』より得たスキル。
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
 宝具の効果によってランクアップしている。

【固有スキル】
偽装:C(-)
 変装・擬態の技術。宝具による認識撹乱。
 陽動、欺罔、変装などカムフラージュ全般に有利な補正を得る。

【宝具】
『ただ輪郭だけの実体のない人間(シルエット)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
 彼の名が元となった黒紙を用いた切紙細工の人物肖像。
 のちに影絵一般を指すようになった逸話の具現。
 Cランク相当の気配遮断と偽装を獲得させ、気配や輪郭、対象の持つあらゆる情報を隠蔽。
 彼の持つ“倹約”という特性を因とする認識撹乱によって、対象を影絵(シルエット)のように曖昧な姿にしてしまう。

【解説】
フランスのルイ15世時代の財務大臣エティエンヌ・ド・シルエット(Etienne de Silhouette、1709年6月8日-1767年1月20日)に由来。
当時フランスは七年戦争が長引いたことで財政難に陥っていたが、シルエットに特別財政再建策はなく
「贅沢を戒めよ」と説くだけの「無能大臣」と呼ばれていた。
しかし、自らは節約に励み、お金のかからない影絵によるシンプルな肖像画を編み出した。
これが当世のヨーロッパで大流行し、現代でも馴染み深いシルエットの由来ともなっている。

本来、彼自身には暗殺者としての適正はないが
広く世間に浸透したシルエットの特性によりアサシンとして適正を得るに至った。
最終更新:2016年10月01日 21:22