【元ネタ】史実・民間伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】祢々切丸
【性別】-
【身長・体重】340cm・22.5kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力- 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:E-
騎乗の才能。魔に属する者を察知した場合
祢々切丸はひとりでに動き出して目標に向かって行動する。
その折に、なんらかの移動物に乗っかったりすることがある。
【固有スキル】
気配察知:C+
破魔の超感覚。
周囲の生命体、霊的存在の位置を捕捉可能。
このランクであれば周囲数十mの範囲をカバーできる。
特に、妖怪など魔に属するものに関しては、数百mの範囲まで補足する。
気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。
無我:A
自我・精神といったものが極めて希薄であるため、あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。
大太刀には、破魔に属した長い年月を経て自律意識を僅かに宿している。
【宝具】
『山金造波文蛭巻大太刀(やまこがねつくりはもんひるまきのおおだち)』
ランク:D 種別:対魔宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
自ら鞘走って妖怪を斬ったという破魔の太刀。
二荒山神社の御神刀として奉られる、長さ3mをはるかに超える日本最大の太刀である。
魔を孕んだ存在が斬られた場合、追加ダメージを与える事が出来る。
【解説】
日本の実在する刀、太刀。
魔物・妖怪退治の伝承があり、自ら鞘走って妖怪を斬ったという。
正式名称を「山金造波文蛭巻大太刀(やまがねづくりはもんひるまきのおおだち)」とする大太刀。
銘がないので作者は不明だが、室町時代に鍛えられたという説が有力だという。
はるか昔のこと。日光のとある山中に「ネーネー」と鳴く虫の妖怪がおり,周囲の住民に害を与えていた。
人々はこの妖怪を「ねね」と呼んで恐れ、悲嘆にくれていたが、ねねを討伐しようとする者は現れなかった。
そんなとき、二荒山神社の拝殿に安置されていた山金造波文蛭巻大太刀がひとりでに動き始め
なんと鞘から抜け出すと、一直線にねね目がけて飛んでいったのである。
ねねは山を追われ、大谷川の対面の沢を追われ、結局二荒山神社の神前に追いつめられると、ついにその場で退治されたという。
人々はねねの住んでいた山を「鳴虫山」、ねねが逃げる途中に通過した沢を「祢々が沢」(現在の安養院沢)
太刀を「祢々切丸」と名付けた。
現在、栃木県日光市の二荒山神社の御神刀として見ることもできる。
最終更新:2016年10月01日 21:34