足利義教

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】セイバー
【真名】足利義教
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
畏怖:B+
 対峙した相手に強い恐怖を抱かせる。
 「万人恐怖」したという将軍の経歴に支えられる威風。
 人間の英霊であれば、一時的に警戒心を抱かせるレベル。

カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の「覇王」としてはBランクで十分と言える。

【宝具】
『神意将軍(しんいしょうぐん)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:2人
 4人の候補が選ばれ、3度引いて3度ともセイバーが選ばれたという籤引きに因む宝具。
 3ターンの間、自身とマスターの幸運をEXにする。

『日本国覇王(にっぽんこくはおう)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:10人
朝鮮国王と国書を取り交わす際、名義が天皇を差し置いて「日本国王」
となることに論争があったが、古代中国で武力を以って天下をまとめるとされた
「覇王」に相当すると判断されたことから、セイバーが相手と対等な「日本国王」を名乗った故事に由来する宝具。
対峙したサーヴァントの中に自分より上位のステータスを持った者がいれば、
自身のステータスを同ランクに上昇させる。

『万人恐怖(ばんにんきょうふ)』
ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 生前のセイバーに対する、親任を得た者以外の評価を代表する言葉。
 諸侯から市井の人物まで反抗的と看做した人物の命を奪い、時の関白一条兼良にも遠慮しなかったというセイバーの事績に由来する粛清宝具。
 相手のサーヴァントが召喚したサーヴァントや軍勢はおろか、
 中世日本最大の「結界」内に存在した延暦寺も攻撃したことから、固有結界までも“粛清”し、消滅させる。

【Weapon】
『無銘・太刀』

【解説】
室町幕府六代将軍。元々は天台宗の門跡寺院である青蓮院で門跡を務めており、
その才智から、「天台開闢以来の逸材」と言われ、153代天台座主にまで就任。
ところが五代将軍足利義量とその父である四代将軍足利義持が相次いで病死、
更に籤引きで当選したというのでセイバーが将軍に就任する。
当初は宿老たちの意見も聞かざるをえなかったが、その後若い者は病死して年寄りも
老衰死したためにブレーキがきかなくなり、公家・鎌倉公方・大名・寺社、料理人から茶売りまで
邪魔と思われたものは相次いで粛清するようになって、「悪御所」と呼ばれた。
最後は粛清対象であったはずの赤松満祐の先制攻撃により「犬死」を遂げている。
還俗直後は義宣(よしのぶ)という名前であったが、「世忍ぶ」になるというのを嫌って改名。
王莽、武則天、称徳天皇と、権力志向が強くて成り上がりだと妙に名前に拘るのは東アジアの伝統か。
(称徳天皇は違うが、元々男子の代わり扱いされた立場)
最終更新:2016年10月01日 22:19