【元ネタ】中国神話
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】趙公明
【性別】男性
【身長・体重】175cm・77kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。
ただし、竜種は該当しない。
【固有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。
元は人間であるが正一玄壇元帥の位を授けられ、後世仙道の一人とされた。
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
仙術:B
不老不死を目的とする大陸の思想魔術。
富気の黒貌:A+
金銭面の宿命を司る黒い顔。
他者の金運を自在に操作することができ、自らも絶対に金には困らない。
財神としての権能であり、自前で金銭にまつわる宿命を持っていない限り抵抗できない。
【宝具】
『二十四顆定海神珠(にじゅうよんかていかいしんじゅ)』
ランク:C+(C++) 種別:対軍宝具 レンジ:3~80 最大捕捉:400人
定海珠。鴻鈞道人が原初の混沌の海の飛沫から造った24粒の数珠。
元始混沌の起源を持つ為に、『万象』の概念を宿した五色の光を放つことができる。
五色の光はその万象性ゆえに何者に対しても変わらぬ固定ダメージを与え、
また膨大すぎる内包属性のために解析不能・防御不可。
――非常に高いポテンシャルを持つ宝具ながら、ライダーはその性能を十全に引き出せていない。
『黒虎爺咬銭来(とら、ぜにをはむ)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
玄壇元帥の騎乗する黒虎の聖獣。
中華圏で霊虎に乗る神は珍しくなく、土地神や城隍爺などに加え西王母や諸神仙もこれに騎乗する。
その中で神虎自体が獲得してきた霊験の一つが「招銭財」の能力であるが、
武財神の聖獣であるこの虎は、逆に“金運を食って戦闘能力に変換する”という能力を持つ。
しかし消費されるライダーの金銭運が無尽蔵なのに対して、
聖獣ランクである黒虎の能力限界はさほど高くなく、幻獣レベルで頭打ちである。
『縛竜索(ばくりゅうさく)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:3~40 最大捕捉:1人
黄竜真人を捕らえた飛縄。敵を追尾し拘束する、捕縛系宝具の典型例。
相手の運命に“捕まる”という干渉度の低い事項を挿入することで敵を確実に縛り上げる。
その特性から、縄から逃れるにはAGI(敏捷)ではなく、運命改変を跳ねのけるLCK(幸運)の高さが重要になる。
ただし、龍属性を持つ英霊の判定成功率は極度に落ちる。
【Weapon】
『宝剣』
『金鞭』
【解説】
武財神として有名な道教の神。天官武財神。玄壇元帥。五路財神。
秦の時代に乱世を避けて山にこもり、玉帝に召されて神になり、登仙した張陵の守護役となった男、
また『封神演義』においては峨眉山羅浮洞の仙人であり、聞仲の道友として戦い、呪殺され封神された神。
出自については宝貝「定海神珠」や「金蛟剪」を使う封神演義版のほうが広く知られているが、
玄壇元帥の地位に封じられたことは共通している。
もとは疫病神(五瘟神)だが、現在では財神、元帥神(四大元帥)の一柱として信仰される。黒面と金鞭を持ち、黒虎に乗る。
封神されたのは金龍如意正一玄壇真君。別名は趙玄壇など。台湾では寒丹爺や銀主公主とも。
その起源は大黒ともされるが、清朝の『鑄鼎餘聞』では彼を回回人(回族)と見做していた当たりから、
趙公明の黒い顔の起源はイスラム商人に求めるのが適当な気がする(素人意見)。
最終更新:2016年10月01日 22:25