物外不遷

【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ランサー
【真名】物外不遷
【性別】男性
【身長・体重】不明
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
無窮の武練:B
 近藤勇を倒したと言われる武芸によって得られたスキル。
 いかなる戦況下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

宗和の心得:C
 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
 攻撃が見切られなくなる。

心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

直感:C
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
 敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。

無我:C
 禅の果てに得た、無の境地。あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。

【宝具】
『乞食白刃取り(こつじきしらはどり)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
 ランサーが乞食中に立ち寄った道場で如意を持って竹刀を持った新撰組隊士らを全員叩きのめし、
 その後抜き身の鑓を構えて来た近藤勇に托鉢用の椀二つで立ち向かい、鑓の穂を受け止めて倒したという逸話が生んだ宝具。
 宝具も含めて武器による攻撃時に判定が生じ、成功すれば受け流して無力化出来る。

【Weapon】
『無銘・十文字鑓』
『無銘:鉄如意』

【解説】
 江戸末期に活躍した曹洞宗の僧侶。俗姓は武田。別号に泥仏庵。渾名は「拳骨和尚」。
 一説に武田信玄八世の子孫という。
 伊予出身であるが安芸で活躍した時期が長く、その後各地を放浪して「安芸の物外」と呼ばれた。
 剣術(流派不明)からセイバー、宝蔵院流鑓術鎗術からランサー、大坪流馬術からライダー、
 僧侶として祈祷も行ったことからキャスターの適性を持ち、山田流鎖鎌術を得意とし、難波一甫流柔術を学んで後に不遷流柔術を生み出した怪物坊主。
 逸話の半分以上が怪力に関するもので、武士や僧侶が登場した場合は高確率で泣きを見ている。
 禅僧らしく、書画や詩歌にも優れていた。
 柔術での戦いは生涯不敗(一説に一敗)であったと伝えられている。
最終更新:2016年10月02日 20:47