【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】衛青
【性別】男性
【身長・体重】184cm・85kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
服従:A
主君に対する服従。
令呪の範囲および効果が強化され、命令行動に伴なう判定に補正がかかる。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
貧者の見識:A
相手の性格・属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞に騙されない。
奴隷同然の身から甘泉宮(刑務所)での出来事を経て、
遂には大将軍に登りつめた衛青が持つ、相手の本質を掴む力を表す。
【宝具】
『何と言う皮肉か!(イメージ・イレイズ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
大将軍に就任後、かつて主人として仕えた平陽公主(武帝の姉)を、
妻に迎えた皮肉を具現する宝具。
召喚後自動で発動する宝具であり、マスターがライダーに対して抱く
印象の“最底辺”を設定し、暗示によってそれ以下の感情を抱かないようにする。
これによって、最低でも自害させられるようなことはなくなるが、
確固たる絆を築くには、宝具に頼らず、マスターとの相互理解に努めるのが賢明である。
魔術の心得を持つ者ならば、精神判定によっては容易に抵抗可能。
『躙匈成し得る車騎の軍勢(シュンヌゥ・チエンター)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
匈奴の虚を突き、大将軍への道筋を築いた車騎将軍・衛青の率いる軍勢。
事前に真名解放することが可能な稀有な宝具であり、
ライダー自身の設定したサインによって、空間から兵団による援護弓撃を発生させる。
発動後に時間を置けば消費魔力の回復もでき、ノーコストでの発動を偽装することも可能。
匈奴の右賢王(単于に次ぐ有力者)は、衛青を目前にしながら慢心したがために、
王10余人、男女1万5千、家畜約10万頭を奪われることとなった。
【Weapon】
『汗血馬』
血のような汗を流す馬。
『無銘・弓矢』
騎射の腕前も、奴隷脱却に一役買ったと言ってよい。
【解説】
前漢時代、武帝に仕えた武将で、驃騎将軍・
霍去病の伯父。
幼少期は異母兄や父親らから奴隷同然に扱われ、
ある人につき従って甘泉宮(刑務所)に行った時に、囚人に
「貴人の相がある。将来アンタ出世するよ」と言われた時も、
「今の扱い(奴隷同然の)から抜け出せれば、もうそれでいい」と答えるだけであった。
姉の衛子夫が武帝に寵愛されていたことや、騎射の名手であったことなどから、
衛青自身も引き立てられるが、衛子夫を恨む陣営に命を狙われたこともあった
(友人の公孫敖に助けられ、事なきを得た)。
その後は徐々に将軍としての才覚を伸ばし、紀元前124年には3万の騎兵を率いて匈奴を大いに討った。
凱旋後には大将軍に任じられるが、甥・霍去病の台頭によって人気を失ってゆく。
その出自ゆえに飾らない性格の持ち主で、一兵卒に対しても威張ることなく接していたが、
霍去病の台頭時にはそれらの振る舞いが「謙っている」と見られ、人気の低迷に繋がった。
最終更新:2016年10月02日 21:09