【元ネタ】史実、キリスト教圏の伝承
【CLASS】バーサーカー
【マスター】カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア
【真名】キエフのオリガ
【性別】女性
【身長・体重】180cm・61kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【固有スキル】
聖人:C
聖人として認定された者であることを表す。
聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、
“
カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
だが、現在は狂化の影響で“HP自動回復”しか指定できない。
変化:A
自在に若返り、妙齢期の美貌を維持できる。
だが、現在は狂化の影響で機能せず、絶えず若い美貌を保ち続けている。
魔力放出(炎):C
夫の保有する“ギリシアの火”由来の炎。
激情によって発現する炎だが、無論制御はできない。
この炎で彼女は毎ターンダメージを受けるが、“聖人”スキルで事実上相殺される。
【宝具】
『希臘の火にて憎悪打ち立てん(ニペリメリゲル・ウェルモンゲル)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10~20 最大捕捉:200人
イーゴリ一世が遠征に用いた古代兵器ギリシアの火であり、
そのイーゴリ一世を暗殺したデレヴリャーネ族への復讐と苛烈な報復の具現。
バーサーカーが受けた傷に応じて魔力放出の炎を増幅させ続け、
彼女の憤怒が収まるまで、絶えず轟熱の火炎球の形成と射出を繰り返す。
使い勝手は非常に悪いが、聖杯戦争を一撃で終わらせるほどまで火力を増幅させることも可能。
【解説】
キエフ大公国第2代大公イーゴリ1世の妃。聖オリガ。
『原初年代記』によれば903年頃のちのキエフ大公イーゴリ1世と結婚する。
結婚時期には諸説あるが、10歳とも言われている。
945年か、957年ごろにはコンスタンティノス七世をその美貌で誘惑したともされているが、
没年齢から考えれば相当な高齢となるので、実際のところはただの伝説である可能性が高い。
イーゴリ没後はスヴャトスラフ1世の摂政として統治を始め、
夫を暗殺したデレヴリャーネ族に対し、四段階に渡って復讐をはかり、
首長を船ごと生き埋めにし、最終的にデレヴリャーネの本拠を征服して焼き尽くすほど苛烈であった。
スヴャトスラフが成人すると、オリガは政治の表舞台から離れたが、
遠征時には孫とともにキエフを治めた。
最終更新:2016年10月02日 21:42