【元ネタ】中国・史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】張巡
【性別】男
【身長・体重】
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
 
【固有スキル】
矢よけの加護:B
 飛び道具に対する防御。
 狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
 ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
呪歌:D
 歌を用いた魔術体系。漢詩を朗詠することで、自軍の精神と能力に正の効果がある。
神性:E 
 神霊適性を持つかどうか。死後、生前の功績から霊廟に祀られた。
【宝具】
『賊矢収公(ぞくししゅうこう)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:100人
 兵書に頼らず臨機応変な戦術を得意としたが、賊軍にわざと矢を射させ、藁で受け止めて自軍の矢として再利用しやすくするというのもその一つ。
 曲亭馬琴は、『三国志演義』に見える孔明の戦術のモデルという説を立てている。
 直接攻撃を受けるとこれを学習し、一度だけ相手と同じ攻撃を繰り出すことが出来る。
 矢や剣などの武器を問わず、「
無窮の武練」などのスキル持ちの太刀筋も例外ではない。
【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・弓矢』
【解説】
 唐朝に仕えた官僚(709~757)。字も巡。
 兵や民の名を一度聞けば忘れず、書籍も三度読めば記憶することが出来たという才能の持ち主であった。
 安禄山の乱に際して義兵を挙げ、度々これを破るも、安禄山死後の賊軍との戦いで用意しておいた兵糧一年分を召し上げられ、援軍も断られて孤立。
 援軍到着の三日前に、敵兵12万を殺して玉砕したが、アーチャーの奮戦により疲弊していた賊軍はアーチャー玉砕の10日後に潰走している。
 篭城中に食糧不足から人肉食をせざるを得ず、自分の妾を殺して兵たちに食べさせた
 (かつての中国ではよく聞く「美談」)ことを後に非難されたが、援軍や食料が送られなかったことによるものであるという弁護を受け、
 霊廟が建てられ、忠臣・義将として賞賛された。
最終更新:2016年10月02日 22:16