【元ネタ】『ローマ建国史』
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ホラティウス・コクレス
【性別】男性
【身長・体重】188cm・93kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【固有スキル】
守護騎士:B
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
ティトゥスやスプリウスと共にスブリキウス橋で敵を食い止めた橋の騎士であり
スカエウォラと並び称される共和制ローマの守護者の一人である。
矢よけの加護:B
ティベリス川の河神の加護による飛び道具に対する防御。
狙撃手を視界に納めている限り、どのような投擲武装だろうと肉眼で捉え、対処できる。
ただし超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
隻眼:C
戦いで片目を失っている。
【宝具】
『橋の騎士(スブリキアン・ガード)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~20 最大捕捉:100人
隘路の結界。敵の攻撃を全て引き付ける。
ランサーが倒れない限り、相手は結界を抜けていくことができない。
結界は三次元的に展開されるため、回避には飛行できるものでも大幅な迂回が必要。
エトルリアの軍勢を足止めした“橋の戦い”の具現。
いかなる干渉も、その背後には届かず必ずランサーに集約するが
代わりに自らの防御力を大幅に引き上げる。
また結果的に正面からの戦いを強制する効果もある。
【Weapon】
『騎士の槍』
使い手の気質を反映したかのように非常に頑丈な槍。
騎乗槍でもあるらしい。
【解説】
プブリウス・ホラティウス・コクレス。
共和制に移行したローマは、追放された王タルクィニウスの同盟者
ポルセンナに苦しめられていた。
ついにローマを包囲したこの同盟はローマに攻勢を加え、エトルリア軍に攻められたスブリキウス橋は混迷していた。
そこでホラティウスら3名は橋に陣取って、橋を焼き落とすまでの時間を稼いだ。
エトルリア軍の無数の投げ槍によっても彼らは一歩も引かなかった。
橋が落ちると川に飛び込んだが、ホラティウスは降り注ぐ槍の中でも傷を負わなかった。川の神のおかげである。
この戦いで片目を失い隻眼になったホラティウスは、コクレス(片目)の名とともに
英雄の賛辞とコミティウムの銅像と広大な農地とすべての市民からの一日分の食料の贈り物を得た。
この戦いの後ポルセンナ王は一時撤退し、スカエウォラの話に移る。
史書においては武功しか書かれていないため、絵画等では剣を持つもの、槍を持つもの、馬上のものがあるが、
個人的なイメージが某狂戦士漫画の鉄棍鬼だったのでランサーになってもらった。
でも本来の適性クラスはたぶん盾のクラス。
最終更新:2016年10月03日 22:08