【元ネタ】史実、荀子など ※「封神演義」は含まず
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】呂尚
【性別】男性
【身長・体重】178cm・70kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B+ 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、
逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
神性:D(A)
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
この神性は、姜斉の権威を高めるための政治的神格化と、
関羽以前に武神として信仰を集めた結果であり、“仙人”、“太公望”としての神性は含まれない。
【宝具】
『蒼兜戦艦(ランクィ・チィントゥイ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:40人
牧野の戦いで黄河を渡った艦隊部隊。
軍艦ごとにそれぞれ蒼兜と言う名の船長が乗船して指揮を取っていた。
真名解放することで、最大40隻の軍艦を召喚し、行使する。
ライダークラスでの現界ではないため、殷を徹底的に蹂躙した本来の性能は全く発揮できないが、
武王・姫発が御した神の雷嵐は、この艦隊にも微弱ながら宿っており、
それを行使することで船上から一閃を放ち、攻撃に運用できる。
『闕剣』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:10~99 最大捕捉:1000人
干将、莫耶、そして姫昌の剣“録”と並ぶ、いにしえの名剣であり、
“欠”と言う第二の意味を持つ削断の剣。
斬り裂いたものを、有形無形問わず、形状・規模自由自在に削り取って抹消する能力を
持つと同時に、セイバーが“太公望”足り得る最高の繁栄の保証たる剣でもあり、
その概念を解き放てば、外敵の一切を抹消する“最強の幻想(ラスト・ファンタズム)”としてすら機能する。
【Weapon】
『無銘・釣り竿』
セイバーがずっと愛用している釣り竿。
これ自体が『釣り限定』の“
黄金律(偽)”スキルを保有しており、
ただの水たまりなどでない限り、セイバーに確実な大量を約束する。
なお、“仙人”、“太公望”として召喚された場合は宝具にすらなっていた可能性がある。
『打神鞭』
持ってるわけがない。
【解説】
中国史にたびたび現れるチートニートの一人であり、中国史屈指の軍師であり政治家である人物。
姓は姜、氏は呂、字は子牙、これから転じて呂尚、姜子牙などと称され、一般的には“太公望”と称した方が通じやすい。
最初は商人として生計を立てようとしたが上手くはいかず、嫁にも逃げられてしまう。
その後は身一つで周に赴くが、推薦者がいなかったため、毎日のように釣りをしてその時をじっと待った。
時は流れ、西周伯・姫昌こと文王が、狩猟に出た時、ついに二人は邂逅し、
文王は少し話しただけで呂尚の非凡さを見抜き、周軍の最高司令官にいきなり彼を据える。
呂尚はその後、瞬く間に軍を増強し、諸侯の協力も取り付け、
牧野の戦いで殷の紂王を大いに破った。
その後、呂尚はこの功績によって斉の地に封じられ、姜斉の祖となる。
姜斉王となった呂尚とよりを戻そうと、元嫁が言いよってきたという逸話が存在し、
これが「覆水盆に返らず」のもととなっているが、当時の二人の年齢が一体何歳であったか、想像もできない。
なお、明代には有名な小説、“封神演義”にて主役級の仙人(闡教の道士)として登場し、
日本に於いても(脚色はされているが)マンガ・アニメ化されている。
最終更新:2016年10月03日 22:41