【元ネタ】西遊記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】猪八戒
【性別】男性
【身長・体重】203cm・215kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
怪力:B
一時的に筋力を増幅させる。
魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。使用する事で筋力をワンランク向上させる。
持続時間は“怪力”のランクによる。
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
元々は天界で天の川を管理し水軍を指揮する天蓬元帥(てんぽうげんすい)である。
また台湾などでは豬哥神という神として崇拝されている為、最高ランクの神性を持つ。
仙術:D
三十六の変化の術を持つとされる他、雲に乗り飛行する金斗雲の術を使用できる。
得意分野以外の術は殆ど使用できない。
【宝具】
『上宝沁金釘 (じょうほうしんきんていは)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:30人
熊手を思わせる馬鍬(まぐわ)風の武器。
道教の神・太上老君が自ら神沁鉄を鍛えて作った武器で、玉の様な9本の歯と金環が付いており、六曜五星が飾られている。
八戒がかつて天蓬元帥となったときに玉帝から下賜された兵装で、重さは五千四十八斤(約3トン)あまりに及ぶ。
振り上げると炎と光を、振り下ろすと風と雪を発生させ、対象に追加ダメージを与える。
真名開放により炎・光・風・雪を纏めて一気に暴発させ、レンジ内の対象を根こそぎ吹き飛ばす。
【解説】
中国の四大奇書小説『西遊記』に登場する主要人物であり、豚の妖仙。
元々は天界で天の川を管理し水軍を指揮する天蓬元帥だったが、
酔った勢いで月にある広寒宮の嫦娥に強引に言い寄った為、鎚で2000回打たれる刑罰を受け天界を追われて地上に落とされた。
地上では人間に生まれ変わるはずが、誤って雌豚の胎内に入り豚の妖怪となってしまった。
ある日、天竺に経典を取りに行く人物を探していた観音菩薩と恵岸に出会い、菩薩と知らずに最初は襲撃するが、知って慈悲を乞う。
菩薩は猪悟能(ちょごうのう)という名を与えて、取経者の弟子となるように諭した。以来改心して人食いを止め、自らの意志で五葷三厭(八戒)を断つ決心をし、精進料理だけの食生活をして待っていた。
しかし待ちくたびれて人里におりていき、 烏斯蔵国高老荘の商家に強引に婿入りし、高太公の末娘を娶る。
ただし娘に危害は加えておらず、大変な大飯喰らいだが、酒や葷(なまぐさ)は食さずに精進を貫き、家業にもはげんで財産をなしていたという。
ところが化け物を婿にとったというのでは世間への体裁が悪いという高太公が玄奘三蔵に頼んで、孫悟空に退治させることになった。
悟空と戦うが、相手が観音菩薩の予告した取経者の一行だと知ると降参し、三蔵に弟子入りした。
原作においては敬虔な仏教徒ないし僧として描かれ、煩悩と戦いながらも飲酒(ただし般若湯と憚って飲むシーンはある)・生臭食・女犯(ただし婿に入ろうとすることはある)を犯すことは無く、僧としての義務である八斎戒も守っていた。
最終更新:2016年10月03日 22:58