【元ネタ】ウェールズ伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】スィッズ
【性別】男
【身長・体重】174cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
啓示:C
目標の達成に関する事象全てに最適な展開の“助言を受ける”能力。
何らかの通信手段を用いて“弟に連絡する”形をとる必要があり、即応には向かない。
陣地作成:A-
既存の陣地を“神殿”にも匹敵する要塞と化す。
自力での陣地作成は不可能。
【宝具】
『叫喚せるは最優の幻想(フィーンディッシュ・ロア)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人
二頭の竜を封じた石の箱。
真名の解放により扉を開き、投入魔力量に応じた時間だけ二頭の竜を現界させる。
ただしライダーに竜を御する能力は無く、騎乗も不可能。
竜は叫び声をあげながら互いに争いを始め、
叫び声を聞いた者は頑健および意思STで抵抗を行う。
頑健STに失敗したなら心臓が張り裂けて死亡し、
意思STに失敗したなら威圧を受ける。
【Weapon】
『無銘・剣』
『二頭立ての戦車』
【解説】
ローマ属州となる以前のブリテン王スィッズ(ルッド王)。
マビノギオン『スィッズとスェヴェリスの物語』や『ブリタニア列王史』に登場。
トリノヴァントゥム市を再整備・要塞化し、それにより『ルッドの要塞(Caerlud)』と
呼ばれるようになった同市は後に訛って『ロンドンの護り(Caer London)』、
更に後にはロンドンと呼ばれるようになったという。
カスワッラウン(カエサルと争った
カッシウェラウヌス)、
ネンニア(楯に刺さったカエサルの剣を用いて奮闘した
ネンニウス)、
フランクの姫に婿入りし同国を治めるスェヴェリス、
三人を弟に持つスィッズはその賢さ故に末弟スェヴェリスを最も愛していた。
コラニア人の侵入・五月祭の際に起こる死の叫び声・一夜にして消える宮廷の食物、
三つの災いがブリテンに降りかかった時、スィッズはこの賢弟に助言を求める。
コラニア人に対しては彼らだけを殺す毒の水を作る手段を、
叫び声にはそれをあげながら争う二頭の竜を蜂蜜酒で眠らせて封じる策を、
眠りの魔法を用い食べ物を盗む巨人にはその存在と意識を保つ方法を。
適切な対処策を教えられたスィッズは全ての災いを解決し、
死に至るまでブリテン島を平和に治めたという。
最終更新:2016年10月03日 23:03