王賁

【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】王賁
【性別】男性
【身長・体重】192cm・87kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

陣地作成:D
 自らに有利な陣地を作り上げる。
 “治水結界”の形成が可能。
 黄河の濁流を以て魏を滅ぼした将としての逸話により、このスキルを得ている。

【宝具】
『濁流迎・魏沈終撃(タイダルウェーブ・ウェイ)』
ランク:E~B+ 種別:???? レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 黄河の水を引いて魏を包囲し、滅ぼした逸話の具現であり、
 治水結界に蓄積された水の運用。
 宝具の種別は自在に可変でき、水鉄砲として放つことで“対人”
 対象を覆うことで防御用の“結界”、大量に噴出することで“対軍”、
 そして、じわじわとレンジ内にあふれさせることで、“対国宝具”としてすら機能させられる。
 ただし、アーチャーが史実で成したのは飽く迄“包囲”であるために、
 “対城宝具”としての運用は不可能。
 もちろん、結界内の貯蔵水が尽きればMPに余裕があっても使用不可能となる。

【Weapon】
『無銘・矛』
 戦国時代の一般的な武具。
 父ほど“老年期が全盛期”ではないため、それなりの腕前を発揮する。
 (ただし、槍兵のクラスには明らかに劣る)。

【解説】
 春秋戦国時代の秦国の将。
 字は典。戦国後半、白起に並ぶチートぶりを発揮した名将・王翦の息子。
 息子には、楚漢時代に項羽と戦った王離がいる。
 BC226年に父とともに燕を落とし、燕王喜や太子丹を辺境に追いやり、李信へとつなげた。
 翌年は魏を攻め、黄河の水を用いて魏の首都を包囲。王を捕虜とし、これを滅ぼし、
 さらに間髪いれずに趙の王族が趙国滅亡後に築いた王朝・代も容赦なく踏み潰す。
 BC219年にはその功績によって通武侯に封ずられるが、その後の情報は存在しない。
 なお、趙高と二世皇帝の大粛清時代にはすでに亡くなっていたらしい。
最終更新:2016年10月03日 23:05