ジェームズ3世

【元ネタ】スコットランド・史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジェームズ3世(スコットランド王)
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
芸術審美:C
 芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
 高い確率で真名を看破することができる。
 スコットランド史上有数の文化王であり、特に音楽に造詣が深かった。

人間観察:C
 才能があれば、貴族でも豪族でもない者でも取り立てた事によるスキル。
 眼前にいる相手の本質を見抜く事を可能とする。

竪琴の演奏:D
 リュートを演奏することによって、周囲に自身の感情を伝播させるなどの効果がある。

【宝具】
『薊よ、我が国土の友よ(グレート・シスル)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
 敵の兵士に苦痛の声を挙げさせる事で、スコットランドを救って国花となったアザミが一面に咲き乱れる光景を出現させる。
 アザミの伝説は13世紀の事とされるが、確認されるのはランサーの時代からである。
 敵意を持ってランサーに近づくほど相手はダメージを受け、
 飛び道具で攻撃した場合でもランサーに到達するまでに威力を減退させてしまう。

【Weapon】
『無銘・槍』

【解説】
 スチュアート朝の王(1452~1488)。父王の急死により8歳で即位する。
 17歳でノルウェー王女と結婚してまもなく国政を壟断していたボイド一派を粛清し、以後は弟の反乱などに悩まされつつも、
 絵画・音楽・詩・建築・服飾を保護し、発展させることで「スコットランド・ルネサンス」を実現させた。
 有事に際しては優柔不断、家臣の処刑にも積極的ではなかった為に混乱を招き、
 遂には息子を推戴した諸侯との戦に敗れ、粉引き小屋で暗殺される。
 だが、反発された理由の一つには芸術的・学問的才能を重視して貴族でも豪族でもない下層出身者でも側近に採用した事があり、
 評価されるべき王でもあった。貴族からの人気はなかったが、幽閉・殺害された際には国民の同情を集めたという。
最終更新:2016年10月04日 12:11