ジェームズ2世(スコットランド王)

【元ネタ】スコットランド・史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ジェームズ2世(スコットランド王)
【性別】男
【身長・体重】不明
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具C++
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:C
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。

【固有スキル】
芸術審美:D
 芸術作品、美術品への執着心。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、低い確率で真名を看破することができる。
 同国史上二番目の大学を建設し、職人の道具に実用のみならず「美」の面を加えさせた。
 いわゆる「居住性最悪な中世の城館」を住みよい空間に転換させた人物でもある。

軍略:E
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

黄金律:E
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 新たに行動する際に増税を必要としなかった生前に見合う程度の収入を保証する。

【宝具】
『黒い晩餐(ブラック・ディナー)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:3人
 アーチャーが10歳の時の事件であり、計画者は家臣であった事件が生んだ宝具。
 国王臨席の夕食会に招かれた名門ダグラス家の当主が、黒い雄牛の頭が出されたのを合図に二人の弟ともども殺害された。
 相手の眼前に黒い雄牛の頭が出現し、次の瞬間には相手の周囲から白刃が襲い来る。
 初見殺しの宝具であるが、耐久・敏捷・幸運のランク次第では避けることが可能。

『モンスの巨漢(モンス・メグ)』
ランク:C++ 種別:対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 先進地域であったフランドルから輸入された、全長4m、口径50cmの巨大な大砲(複数存在)。
 攻城戦に絶大な威力を発揮し、ダグラス一族の居城を次々と陥落させた。
 最後はイングランドに侵攻してロクスバラ城に向けて発射されたが、暴発してアーチャー自身の命を奪ってしまう。
 皮肉なことに、城自体はアーチャーの死後残りの砲で陥落した。
 全十門の大砲が出現し、一斉にor立て続けに砲弾を叩き込む。

【Weapon】
『無銘・剣』
『無銘・盾』
 肖像画に描かれている武具。盾を出すと紋章で王家がばれてしまう。

【解説】
 スチュアート朝の王(1430~1460)。父が暗殺された為、僅か6歳で即位する。
 幼王の庇護者としての地位を狙う貴族が相次いで出現する中雌伏の時を過ごしたが、
 決断力と行動力に富み、なおかつ執念深い性格が敵対者の排除を可能とした。
 国王に継ぐ実力者であったダグラス一族の当主をローマに派遣し、その間に用意されていた
 留守中の対策を一蹴すると要地を接収、帰国した当主を自ら暗殺する。
 その後の戦闘では大砲を導入して状況を有利に進めるが、自らも大砲の暴発により落命。
 後に残されたのは、8歳の息子(ジェームズ3世)と策謀家の貴族たちであり、
 その後の王達は王権の確保に苦労することとなる。
最終更新:2016年10月04日 12:13