【元ネタ】パララトン(ジャワ東部の諸王の伝記、歴史書)
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】ケン・アンロク
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運A+ 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
神々の加護:A+
過剰なまでの神々の寵愛。王となるべき者に与えられる加護。
LCK(幸運)をこのスキルと同値にするほか、同ランク以下の呪いを無効化し、さらに対粛清ACの効果も併せ持つ特殊スキル。
ただし、ケン・アンロクの地位が上がるにつれて加護は力を失い、スキルランクは下がっていく。
聖杯戦争の場合、優勝に近づく事(他の参加者が脱落するなど)が加護の失効条件に該当する。
神性:A
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ヒンドゥー教の三柱の最高神(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)の息子にして化身とされる。
魔術:B
養父の1人から習い覚えた錬金術。
東洋の錬金術は若返りを目的とし、健全な肉体を得る為に霊薬の精製を重視するもの。
しかし、ケン・アンロクは文字通りの錬金術、すなわち黄金の精錬を得意とするようだ。
【宝具】
『因果巡る蛟竜の短剣(クリス・シンガサリ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
鍛冶師から奪い、領主を暗殺し、後には彼と彼の子孫の命を奪ったクリス(短剣)。
殺害した相手の魂にまで切り込み、対象が持つ物品や技術をケン・アンロクに“譲渡”するよう魂に強制する魔剣。
譲渡の可否はケン・アンロクの主観に基づき、有形の物品、伝承可能な技術、地位由来のスキル、さらに宝具や令呪も含まれる。
隠された能力として、この宝具が他者の手に渡ると所有権が移り、元の持ち主に破滅をもたらす呪いを帯びている。
この魔剣は所有者に最初に栄光を与え、後に次の所有者にその栄光を“譲渡”するよう強制するのである。
【解説】
インドネシア・ジャワ島東部を本拠として栄えたシンガサリ王国の建国者。
不可視の神と交わった農婦から生まれるが生後すぐに捨てられ、盗賊や賭博師などに養育される。
若い頃から放埓に振る舞い、各地を放浪しながら悪行の限りを尽くしては逃亡する、という事を繰り返した。
しかし、神々はそんな彼を寵愛し、逃亡を助け、敵から身を守り、最高位の僧侶に引き合わせて養父とさせた。
その僧侶の仲介で領主の家臣となったケン・アンロクだが、友人を利用して仕える領主を暗殺し、自らが新たな領主となった。
さらに、当時の東ジャワを統治していた王国(クディリ朝)が衰退しているとみるや、これを滅ぼしてシンガサリ朝を開いた。
しかし、ケン・アンロクが王となって5年後、かつて暗殺した領主の息子に暗殺され、その波乱の生涯を閉じる事となる。
最終更新:2016年10月04日 12:15