ジャモジョヨ

【元ネタ】インドネシア民話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ジャモジョヨ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・69kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:A(C)
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
 宝具『因果の剣』の加護によりランクアップしている。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
勇猛:C-
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
 ただし、セイバーが宝具を失うと、途端にこのスキルの効果は激減する。

神託:C
 神の託宣により、その状況での適切な判断ができるようになる。
 ランクBの場合、問いかければある程度効果を発揮する。

【宝具】
『因果の剣(クリス・ジン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 修験者から授かった短剣。
 これを所有している間、セイバーは傷を負わずに不死身でいられるが、
 同時にこれを失うと、以後決して勝利することはなくなるという呪いも帯びている。
 また、あくまで「所有者に不死を与える」という能力であって、
 この短剣自体を破壊することは可能である。

『唯一なる因果の剣(クリス・パソパティ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 唯一神より息子と共に授けられた黄金の短剣。
 『因果の剣』と同様に、所有者を不死にする働きがあるが、
 呪いはかかっておらず、逆にセイバーの幸運を1ランクアップさせる。
 しかし、これを戦闘に使用することは出来ず、
 発動の為には『因果の剣』を破棄しなければならない。

【解説】
インドネシア・ジャワ島に伝わる短剣王。
ジャモジョヨは武勇に優れた王で、戦が起これば前線で剣を振るい、多くの勝利を収めてきた。
その秘密は、ジャモジョヨが修験者から授かった短剣(クリス)にあり、これは所有している限り、
決してその肉体は傷つくことがないという魔力を帯びていた。
しかし敵国の大王にこの秘密を知られてしまい、ジャモジョヨは昼寝している隙に短剣を奪われ、
自身も捕らえられてしまった。
捕虜となったジャモジョヨは意気消沈していたが、夢の中で二人の女神からそれぞれ
「更に素晴らしい短剣を手に入れられる」というお告げを得る。
捕虜生活の中ですっかり弱ってしまったジャモジョヨを敵国の王は哀れみ、
ジャモジョヨの国から全ての武器を引渡すことを条件に、ジャモジョヨを解放した。
自国に戻ったジャモジョヨは、約束通り全ての武器を回収したが、一人の老人が現れ
「じきに更に素晴らしい短剣を得る」と、夢と同じ予言を残した。
この老人こそ、この国で最初にイスラムを信仰した男パソパティであったが、
ジャモジョヨと大臣達はパソパティの言を信じず、パソパティ牢獄に閉じ込められてしまった。
その数年後、ジョモジョヨの后から生まれた赤子が黄金のクリスを持って生まれいでたので、
ジャモジョヨはパソパティを牢獄から出す様に言ったが、王の元に辿り着く前にパソパティは息を引き取った。
ジャモジョヨはパソパティを詐欺師扱いしたことを後悔し、その短剣に「パソパティのクリス」と名付け、
以後、その短剣と同じ形の短剣は、ジャワに置いて「クリス・パソパティ」と呼ばれる様になった。

【コメント】
夢のお告げをした女神はインド神話系で、黄金の短剣をもたらしたのは
多分アッラーなんだけど、いいんだろうか。
適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2016年10月04日 12:17