【元ネタ】日本・史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】源融
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:B
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。
【固有スキル】
黄金律:C
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
富豪になれるほどの金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
現在、各地に点在する邸宅跡には平等院を含む広大な名園・名刹が存在する。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。後世、琴浦神社の祭神とされている。
皇帝特権:E
本来持ち得ないスキル。次期天皇が定まらない時期に「近き皇胤」として立候補したが、
源氏となって臣籍に降りた人間であるという理由で、藤原基経に却下された。
ところが実際に即位したのは源定省(宇多院)であり、基経に騙されていたのだとは『大鏡』の記すところ。
騎乗、剣術、芸術、
カリスマ、軍略、等のスキルを短時間獲得出来る。
【宝具】
『八重むぐら茂れる宿(やえむぐらしげれるやど)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
アサシンが庭に陸奥国塩竈の光景を再現した池を作らせ、難波の海から運ばせた海水を満たしたという
六条の大邸宅「河原院」を再現する宝具。
時間の経過と共に周囲が暗くなって行き、敵対する陣営から魔力を吸収して草木を繁茂させる。
結界内部ではアサシンは隙間を「影」となって移動することが可能。
扉の開閉を任意に行い、サーヴァントと離れたマスターを隔離し、殺害もしくは確保出来る。
展開したのが夜、それも月の光が強い夜であれば月光から魔力を供給し、アサシンをより強化する。
【Weapon】
『無銘・大刀』
【解説】
平安前期の貴族(822~895)。子沢山で知られた嵯峨天皇の十二男で、左大臣となった。
百人一首に採られた歌「陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れ染めにし我ならなくに」は有名。
アサシンが住んだ河原院は「八重むぐら茂れる宿の寂しきに人こそ見えね秋は来にけり」で知られる。
中世以来、『源氏物語』の主人公である光源氏のモデルの最有力候補となっているが、一方では邸宅を譲られた宇多院の前に亡霊となって出現し、
そのため人が死に掛けた、あるいは死んだ等の伝承が存在し、夕顔が取り殺されたあばら家のモデルを河原院とする説もある。
死者が生前と同じ姿で出現した「幽霊」の記録としては、日本史上で最古の部類に属する人物。
子孫に源(渡辺)綱がおり、『信長の野望』にも登場する九州の名族蒲池氏もアサシンの子孫である。
歌手の松田聖子(本名:蒲池法子)も子孫の一人。世阿弥作の能に『融』がある。
なお、アサシンには仙骨があり、共に仙人になろうとその筋の人物であった自邸の侍に勧められたが、
俗世を去る前に妻子に暇乞いをしようと未練を見せたため、仙人に成り損なったという伝説がある。
最終更新:2016年10月04日 12:53