【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジョフロワ・ド・シャルニ
【性別】男性
【身長・体重】176cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:D→A
 聖骸布の加護により、A以下の魔術は全てキャンセル。
 この効果は聖骸布が失われても継続する。
 事実上、現代の魔術師からは傷を受けない。
【固有スキル】
心眼(真):B
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
聖骸布:EX
 シュエール・ド・チュラン。
 トリノ聖骸布。イエスの姿を写し取った聖遺物のなかで唯一現存する物。
 救世主の癒しの奇跡の一端が影(残滓)として残っており、
 毎ターンHPを自動回復する効果がある。
【宝具】
『騎士的武勲、之戦場第一為(ラ・ゲール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人
 戦場外での武勇の逸話の影響を排除して戦闘を行える槍。
 怪物退治しか経験のない英雄や、試合での逸話を理由に得た能力はその力を削がれてしまう。
 『
騎士道の書』における"戦場での武勲の試合の栄誉への優越"という主張、
 "トーナメントを考慮せず戦場での働きのためだけ"に制定された『星勲章』の存在、
 それらの大本であるランサーの騎士道の具現。
【Weapon】
『騎士道の書(リーブル・ド・シュヴァルリー)』
 後進のために騎士道を解説したジョフロワの著書。
 その中で彼は幾度も「たしかに彼らは賞賛に値する、だがしかし、より偉大な価値のある働きがあるのだ」として
 戦場での槍働きが、試合やトーナメントにいかに勝るのかを力説した。
 しかし騎士の第一義が戦果にあるとも言ってはおらず、武術より騎士の徳目のほうが上だとも述べている。
『星勲章(オルドル・ド・レトワール)』
 ガーター勲章を模して作られたフランス王国の騎士団勲章。
 授与された500人の精鋭は"サン・トゥアンのノートルダム·ド·ラ·ノーブルメゾン騎士団"と通称され、
 フランス王の周囲に展開した。彼らは敵に背を見せたり4歩以上後退しないこと誓ったが、
 モーロンの戦いとポワティエの戦いでほぼ全員が命を落とした。
【解説】
 記録上における最初のトリノ聖骸布所有者として知られるフランスの騎士。
 当時のヨーロッパにおいて“真に完璧なる騎士(vrai chevalier et parfaite)”の異名で知られた。
 中世最高の騎士の一人であり、14世紀の代表的な騎士として
ベルトラン・デュ・ゲクランとともに名を挙げられる。
 戦場では王旗の持ち手という栄誉を担った。
 仇敵エドワード3世が制定したガーター勲章に対抗するため善良王ジャン2世に働きかけて星勲章を提唱し、
 自らもその制定メンバーの一人となり、また騎士道の書を残す。
 その実績からジョフロワは騎士道の"理論家"とも呼ばれる。
 ドーファンのアンベール2世の十字軍や百年戦争に従事したが、ポワティエの戦いで戦死した。
 モレーとともに焼かれたテンプル騎士ジョフロワ・ド・シャルネーとはよく混同されるが、
 実際のところシャルネーはシャルニの叔父である。
最終更新:2016年10月04日 21:19