どうもこうも

【元ネタ】百鬼夜行絵巻
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】どうもこうも
【性別】男性
【身長・体重】156cm・68kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:B
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【固有スキル】
人格乖離:B-
 「どうも」と「こうも」の人格が完全に分裂している。
 威圧・混乱などの精神干渉を受けても十分な戦闘能力を発揮する。
 ……はずのスキルなのだが、生前はいがみ合う仲であったため、セルフな争いが絶えない。

外科手術:A+
 縫合糸を用いてマスター及び自己の治療が可能。
 首を刎ねた相手が死ぬ前に縫合し、縫い跡すら残さない。
 などの離れ業を平気で行える。

異形:C
 首から二つの顔が生えている。

【宝具】
『どうもこうもいかぬが人生』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:200人
 互いに実力が拮抗している者同士の不和を呼び込む宝具。
 この宝具によってもたらされる不和は、周囲のいかなる“実力拮抗”をも対象としており、
 それらの人物間に騒乱をもたらす。
 その逸話の特性上、補足人数が多くとも騒乱の規模は“二人の争い”の枠から抜け出すことはない。
 “二人の争い”の数が多いだけである。

【Weapon】
『無銘・日本刀

【解説】
 石川県江沼郡(現・加賀市)や長野県小県郡に伝わる民話や、
 妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』などに登場する妖怪。
 昔「どうも」と「こうも」という医者がいて、互いに日本一は自分であると主張していた。
 ある日とうとう二人は、どちらが日本一か決める決闘が行なわれ、
 まず最初は互いの腕を刎ね、それを互いに縫い跡すら残さぬほど見事に縫合し、互角。
 次に互いの首を刎ね、それを互いに縫い跡すら残さぬほど見事に縫合し、互角。
 最後に互いに同時に首を刎ね、それを互いに縫えずに死亡した。
 この逸話から、どうもこうもと言う妖怪が生まれたとされている。
最終更新:2016年10月04日 21:30