【元ネタ】戦国策
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】鄭褏
【性別】女性
【身長・体重】153cm・48kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【固有スキル】
離間工作:D
戦闘を行う前、準備段階で相手陣営の信頼関係を崩す才能。
ランクDならば、指定陣営の信頼関係に溝を刻むことくらいはできる。
ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。
魅了:E
異性を惹きつける見目の美しさ。
鄭褏と対峙した男性は彼女に対し恋愛感情を懐く。
一時期寵愛されなくなった身であるため、心理状態や感情によって容易に抵抗できる。
【宝具】
『則ちその鼻を揜え(すなわち、そのはなをおおえ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
新入りの婦人を陥れた逸話の具現。
“顔を覆う”衣装や、仮面を被っている者と遭遇すると自動発動し、その対象に遭遇時ダメージを与える。
鼻より下を覆っている場合、さらにそのダメージは大きくなるが、
どちらにしてもそのダメージは微々たるものとなる。
【解説】
春秋戦国時代の楚・懐王の寵姫。戦国策・謀婦の説に登場する。
ある時魏の王が懐王に美女を送り、懐王はその婦人を大変にかわいがった。
それがもとで寵愛をされなくなった鄭褏は大いに嫉妬し、新婦人にあるアドバイスをする。
「王はあなたを大変に可愛がっている。でも鼻だけは気に食わないそうよ」
「会う時は隠しなさい。その方がかえって妖艶さが増すから」と。
そしてまたある時、懐王が鄭褏に、何故あの婦人は自分と会う時に鼻を布で隠すのかと尋ねる。
鄭褏はこう答える「大王の臭いをいやがっているのです」と。
懐王は怒り、その婦人を鼻削ぎの刑に処せと部下に命じたところで、その節は終わっている。
最終更新:2016年10月04日 21:33