【元ネタ】史実、戦国策
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】君王后
【性別】女性
【身長・体重】161cm・45kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:E
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
【固有スキル】
守護騎士:B
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 襄王施政時は妻として献身的に夫を支え、
 息子の建が立った時には賢明な策で奸臣が蔓延ることを阻止した。
高速思考:B
 物事の筋道を順序立てて追う思考の速度。
 突拍子もない奇策を展開する“剛”と、
 身分をわきまえ、礼を決して忘れぬ“柔”の思考を、無理なく同時運用できる。
 
【宝具】
『神威の破砕(ユーファン・シーチャー)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
 秦国の使者より送られた、玉を組み合わせた環を叩き割った小型の椎。
 並み居る臣が解けぬその知恵の輪を叩き砕いた逸話から、神秘の無効化の概念を帯びる。
 特に国家の“権威”を象徴する宝具などの神秘に対しては、
 さらに高い効果を発揮する。
【解説】
 燕将・楽毅率いる合従軍によって完膚なきまでに叩きのめされた斉国にあって、
 時の国王・田法章と数奇な運命の末に結ばれた女性。
 湣王・田地が奸臣の淖歯によって殺され、
 太子の法章が名を偽って逃れ、莒の太史のもとへ身を寄せた時、
 その太史の娘であった彼女は法章の非凡さを見抜き、彼と恋に落ちて密かに情事を続けていた。
 斉の旧臣らが行方知れずの太子を探し、法章が名乗り出ると、ほどなくして彼と結婚するが、
 父親からは熱烈な反対を受け、そのことで勘当されてしまう(それでも彼女は父を恨まなかった)。
 法章施政時から賢婦人として彼を支え、法章が亡くなると子の建をよく補佐した。
 諸侯との交流を怠ることが無かったことで知られ、彼女が死ぬまでの四十余年の間、
 驚くべきことに斉国は他国からの侵攻を受けてはいない。
 彼女の死後、あっという間に奸臣らが宮廷に蔓延り、
 斉国の滅亡時、臣らは戦おうとすらせず王である建を売り飛ばしている辺り、
 斉と言う国にとって彼女がどれほど大きかったのかが良く分かる。
最終更新:2016年10月04日 21:37