【元ネタ】ジャンガル
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ジャンガル・ハーン
【性別】男性
【身長・体重】180cm・75kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷B 魔力A 幸運A 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。
【固有スキル】
カリスマ:A
大軍団を指揮する天性の才能。
Aランクはおおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
早駆けの乗法:A
騎馬民族に伝わる、特殊な乗馬技術。
騎乗物の敏捷性、持久性を向上させ、さらに本人の騎乗時中の魔力消費を抑える効果がある。
神々の加護:A
数多の神仏や精霊による加護。
雷神
インドラ、女鬼神ダキニを代表に、ランサーの身体の至る部分に宿る神々の通力は、
ライダーのステータスを高めている。
巫術:A+
神や精霊などへの祈願という原始宗教系の魔術体系。
祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使する。
その特性上、消費する魔力は祈願分のみである。
高ランクの「神々の加護」を保有するランサーは、低確率ではあるが
“死者の蘇生“までも行使が可能である。
【宝具】
『芳香纏う聖樹の槍(ガルバル・ザルダン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:1人
ランサーが戦場にて振るった巨槍。
黄金の柄は聖樹白檀で、青い穂先は十二稜の多面体で構成されている他、
極めて豪勢な工程を経て作成された聖槍である。
あらゆる武器も弾き返す魔王をも穿ったこの槍は、投擲されれば
対象の持つ加護・耐性と自ら纏う聖性を相殺して、対象を無防備にした上で貫く。
ただし、この効果が発揮されている間は、槍の持つ聖性も無効化されているので、
強度は素材が本来持つ分しか発揮されない。
『蹴散らす戦蹄(アランザル・ゼールデ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:5~45 最大捕捉:100人
ランサーが幼き頃より騎乗し、共に試練を超えてきた愛馬。
極めて高い敏捷性を有し、背に乗るランサーも自身も傷つくことなく、
またどれ程の距離を駆け抜けても疲労することはなかったという。
出陣の為に駆けただけで幾人も蹴散らした程の膂力を誇り、
破壊神シヴァの加護を受けた巨躯が全力で駆けた時、その破壊力は対軍規模に及ぶ。
『永久に燦たる十二獅子(ドュービュル・ガルーダ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
――かつてランサーが築いた永久なる楽土国ブンバを
固有結界として現世に展開し、結界内には、
ランサーに忠誠を誓った勇士団を現界させる。
召喚されるのは殆どがマスター不在の擬似サーヴァントだが、
“ジャンガル十二勇士”を筆頭に、英霊達も存在し、
それぞれがE-ランク相当の「
単独行動」スキルを保有し、 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
十二勇士に数えられていない英霊は、ブンバ国の焼印を媒介にして召喚される。
【解説】
モンゴル三大古典の一角、英雄叙事詩「ジャンガル」に語られる聖主王。
英雄ウズュンの一子として生まれたが、二歳の時に母国を魔物達に滅ぼされて孤児となった。
しかし三歳になると愛馬アランザル・ゼールデに跨って三つの大要塞攻め破り、魔王グリジンを屈服し、
翌年には四つの大要塞を破って魔王ドゥルドゥン・シャラを屈服させた。
その後も幼きジャンガルの快進撃は続き、数多の大要塞を破って八万の妖魔を征伐し、魔王達を攻め捕えた。
七歳の時には下界を征服し、四方四十二国を支配してブンバ国を樹立し、
“誉れも高い聖主ジャンガル”の勇名を轟かせた。
ジャンガル麾下には最も速き駿馬どもと最も豪勇を誇る者達が揃い、
ジャンガルが仏法の元に治めるブンバ国には老いも死もなく、常しえに秋のままで美しき自然が咲き、
五百万の臣民が領土の内に隈なく住まい、ジャンガルの天幕には
聖主に忠義を誓った六千と十二勇士が集っていた。
勇士達は輪を作って宴を催しながら、ブンバに一戦を挑む敵国を待ち望んでいたという。
【コメント】
「巫術」で他に出来ることは、
雨乞いとか治癒とか予知とか瞬間移動とか。
槍は素で超頑丈だが、魔王マンナに刺さった後に折られた。
「天より授けられた13矢」というのもあるらしいが、よくわからないので没。
ていうか、未邦訳分の方がずっと多いので、本来はもっと沢山の宝具持ってるだろう。
『燦爛たる十二獅子』で召喚される勇士の数は6千と12。
作ってる内に、槍と馬宝具だけで充分な気になってきたけど、
固有結界の条件にぴったりだったので軍勢宝具ねじ込んだ。
尚、下界とは妖魔界のことを指すらしく、ブンバ国は人間界と妖魔界の中間に存在するのかもしれず、
ブンバの国民は不老不死なので、アルトリアよろしく「まだ死んでない英霊」設定もイケる。
あと、十二勇士とは言うが、メンバーは資料によってバラバラだったりする。
ジャンガルは設定的には唯一無二のカリスマを持つが、割と臣下に反発されることも多く、
ジャンガルより強い臣下も結構いるし、ジャンガルの馬より早い馬も結構いる。
適正クラスはランサーとライダーとキャスターだが、上記の矢も入れたらアーチャーになれる。
最終更新:2016年10月04日 21:44