【元ネタ】インド・史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】奢摩
【性別】男
【身長・体重】168cm・60kg
【属性】中庸・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
守護騎士:B
他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
国を守ろうと戦いながら、国に否定された英霊が持つ皮肉なスキル。
千里眼:B
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
km単位で相手陣営の様子を伺うことを可能とするスキル。
勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【宝具】
『破殺生戒因縁矢(はせっしょうかいいんねんし)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
数里先からでも容易に目標を捉え、瑠璃王の軍勢を止めたという釈迦族の矢にアーチャー本人が破った殺生戒の重みを加えた宝具。
放たれた矢が空中で数を増やし、目標に雨霰と降り注ぐが、対象が殺生を重ねていればいる程威力が増し、逆に殺害経験がなければ無傷となる。
ただし殺生の対象には人間以外の動物も入っており、普通に生きていれば致命傷にならないまでも一応のダメージは受けてしまう。
【Weapon】
『無銘・弓矢』
仏典に登場する「毒矢の譬え」を反映し、毒矢であったり普通の矢であったり、
草の繊維や動物の腱や麻で弦を作ってあったりと、変幻自在の弓矢。
【解説】
釈迦族が瑠璃王に攻められた際、釈迦族は釈迦の教えに従い鏃のない矢を遠方から射て威嚇するに留めていたが、
結局殺せないことを見抜いた瑠璃王の軍勢が城壁まで迫った際、城から15歳のアーチャーが一人矢を放った。
その矢は命中率も威力もすさまじく、相手の軍勢は天魔鬼神かと恐れをなして、
瑠璃王は穴を掘らせてその中に身を隠したという。
しかし、釈迦の教えを尊んだ釈迦族は殺生戒を破ったアーチャーを追放。
殺せば寿命を縮め、死ねば地獄に落ちるから、今殺された方が善いという当時の価値観に従ってアーチャーを城から出したのであった。
残りの釈迦族は瑠璃王に逆らって処刑されるか、自分の命を犠牲にして残りの釈迦族の命を助けることを選択し、
子孫は残ったが、国としては滅亡した。
最終更新:2016年10月04日 22:12