ガッシーレ

【元ネタ】アフリカ民話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ガッシーレ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・76kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B-
【クラス別スキル】
狂化:C+++
 魔力・幸運を除くパラメータを上昇させる。
 代償として正常な思考力と言語能力を喪失している。
 ―――時が経つに連れ、その狂気は増進していく。

【固有スキル】
蛮勇:C
 無謀な勇気。
 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
 視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

【宝具】
『虚ろなる英雄譚(ダウシ)』
ランク:B- 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:30人
 戦いをひた求めるバーサーカーの暴走を鎮めた、
 楽器宝具『微睡む戦神(リュート・オブ・ガッシーレ)』の唄声。
 これを聴いた者は、生物として深く刻まれた戦闘意思、いわば闘争本能がほぼ完全に除去される。
 加えて、精神干渉による制約を解除する効果を持つ。
 聖杯“戦争”の為に現界したサーヴァントには、特に効果的な宝具ではあるが、
 これが唄い出すタイミングは、バーサーカーがある程度は戦った後のみで、かつランダムである。

【weapon】
『無銘・武器』
 剣・盾・騎馬・槍などの武具。
 特に槍は、女神ワガドゥーの加護が宿っている。

【解説】
アフリカ・ソニンケ民族に伝わる英雄。
王子ガッシーレは戦で常に手柄を立てる猛勇の戦士であり、王位は自分に与えられると信じていた。
しかし自身は父王の剣と盾は継げず、代わりにリュートを手に入れるであろうことを賢人から告げられる。
ガッシーレはその言葉を信じず、その後も戦で手柄を挙げるが、
ある時にヤナウズラの「ダウシ」を歌う声を耳にする。
生きとし生ける者はいずれ全て死に土に還るが、戦いの歌「ダウシ」は永く生き続けるという。
ガッシーレはこれに興味を持ち、賢人の助言に従ってリュートを手に入れ、
ダウシが奏でられるのを待ち望みながらより一層戦いに臨む様になった。
その内、ガッシレーの息子8人の内の7人が戦死し、戦士達の大半はガッシーレに着いて行けなくなり、
ガッシーレは住居を追放されてしまう。
最後の一人の息子と少数の戦士を連れて、ガッシーレ一行は馬を進めていたが、
ある時、リュートが歌い始め、遠くにいた父王は息絶え、ガッシーレは怒りから目覚め、
戦いから解放されて涙を流した。同時に、女神ワガドゥーは姿を隠した。
この女神は、人が自惚れた時、偽りを働いた時、欲深の心を持った時、そして争いの時に姿を隠すのだという。

【コメント】
ステータスは、狂化でランクアップする前の表記。
「その強さは人間じゃない」とか「稲穂を刈り取るように敵を殺しまくった」と言われており、
素の戦闘力はかなり高い。
正直、この物語はとてもわかりにくかったが、深いメッセージ性があった気がする。
適正クラスは剣・槍・馬だが、戦いに囚われてしまったことからバーサーカーになった。
最終更新:2016年10月04日 22:51