アマディ

【元ネタ】アフリカ民話
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】アマディ
【性別】男性
【身長・体重】173cm・67kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:D
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

【固有スキル】
黄金律:C
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 富豪になれるほどの金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。

【宝具】
『四足の賢者(ラシッド)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:1人
 セイバーが老女より与えられた魔獣ランクの猫。
 高い敏捷性を誇るものの、直接的な戦闘能力は高くなく、主に知識と機転によって
 セイバーが七頭の竜ペムベ・ミルイを退治するのをよく助けた。
 Bランク相当の「直感」・「薬物調合」スキルを有しており、治療行為などが可能。

【weapon】
『無銘・剣』
 富豪であったセイバーが振るった高額の名剣。
 七頭の竜ペムベ・ミルイを斬り殺した逸品。

『ペムベ・ミルイの布』
 七頭の竜ペムベ・ミルイの腹の中に入っていた布。とっても高価。

【解説】
アフリカ・スワヒリ民族に伝わる民話の主人公。
アマディという男は妻のファティマに惚れ込んでおり、妻の望むものはどんな高価なものでも
手に入れて取り寄せ、ファティマはこれを人々に自慢していた。
ファティマの自慢を不快に思った女達は、ファティマが手にした品々を扱き下ろし、
大蛇ペムベ・ミルイの布こそが世界一の珍品だと吹き込んだ。
布のことを繰り返し聞かされたファティマは、夫に布が欲しいと懇願し、
アマディはこれを手に入れる為に旅に出た。
旅に出て何日か後、アマディはお金と交換に老女から一匹の猫を貰い、この猫の道案内で
ようやく七頭の大蛇ペムベ・ミルイの元に辿り着いた。
猫はペムベ・ミルイがアマディを殺そうとしていることを見抜き、助言を得たアマディは
ペムベ・ミルイの吐く毒を六度躱して、六度その頭を剣で斬り落としたが、
最後の頭が吐いた毒は躱せず、アマディは倒れてしまうも、猫が薬を調合してアマディを救った。
アマディはペムベ・ミルイの死骸から、綺麗で縮尺自在の不思議な布を手に入れて帰路につき、
老女にペムベ・ミルイの頭と礼金を渡し、老女からはファティマへの伝言を授かる。
アマディが帰宅し、「ないものを必要以上に欲しがるな」という老女の伝言をファティマに伝えると
ファティマは夫に恐ろしい体験をさせてしまったことを反省し、以後は夫に尽くすようになったという。

【コメント】
アフリカの竜は七つの頭がデフォなんですかね。
宝石も黄金も妻にプレゼントしまくっていたというから、きっと富豪だったのだろう。
適正クラスはセイバーのみ。
最終更新:2016年10月04日 22:52