エレ

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】エレ
【性別】男
【身長・体重】170cm・71kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

軍略:D++
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的洞察力。
 窮地において彼我の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦術論理”。
 生前の経験から、聖剣との対峙において大きな補正を得られる。

追撃:D
 離脱行動を行う相手の動きを阻害する。
 相手が離脱しきる前に、一度だけ攻撃判定を得られる。

【宝具】
『白竜王顕(アーキタイプ・ブレトワルダ)』
ランク:B~A++ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
 守護神たる白竜の憑依。
 単体での効果は基本能力値を向上させるBランク宝具に留まるが、
 『覇竜大旗』の支援があればその規模に応じて
 冷気の息吹をはじめとするスキルが使用可能となる。
 旗の最大捕捉に達する規模の基盤が形成されているのなら、
 ブリテンの赤き竜にも伍するサクソンの白い竜そのものへと変貌する。

『覇竜大旗(ドラゴンバナー・オルタ)』
ランク:E- 種別:対衆宝具 レンジ:0~40 最大捕捉:1000人
 赤地に白竜の描かれた軍旗。
 範囲内に存在する“敵でない者”を等しく
 旗のもとに集った“サクソン人”とみなし、
 民族象徴の具現化『白竜王顕』を補強する基盤となす。
 強制力は無に等しく、明確な拒絶の意志があれば容易く抵抗可能。

【Weapon】
『無銘・骨剣』
 竜種の骨、ないし牙を鍛え上げて造られた剣。

【解説】
 イングランドのアングロサクソン七王国の一つ、サセックスの建国者エレ。
 『英国民教会史』ではエゼルベルト王の如き広大な領域を得た最初の王とされ、
 『アングロサクソン年代記』には一人目のブレトワルダ(上王、覇者)として記述された。
 西暦500年前後とされるベイドン山(バドンの丘)の戦い付近の時期に
 ブレトワルダだった人物であり、また彼の後にウェセックスのセウリンが
 ブレトワルダとなるまで数十年の空白がある事から、ベイドン山でブリテン軍に敗れた
 (ひょっとしたらその時に戦死した)最高指揮官とも一部で考えられている。

 アングロサクソン年代記によれば、エレは
 477年、三人の息子と共に三隻の船団を率いてブリテンのクメンショアに上陸。
  多くのウェールズ人が殺害され、生き残りはアンドレッドの森へと敗走した。
 485年、マークレデスバーン近くでウェールズ人と合戦。
 490年、息子の一人キッサと共にアンドレッドの都市を攻囲殲滅。
  後には一人のブリテン人も残さなかったと言う。
 没年については初期の年代記には記載されておらず、12世紀に加筆された記述によれば
 514年に死去。王国はキッサに受け継がれた。

 一応 【元ネタ】史実 だが中身は対円卓合戦仕様。
最終更新:2016年10月04日 22:55