【元ネタ】史実、春秋戦国時代
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】嬴渠梁(秦・孝公)
【性別】男性
【身長・体重】190cm・86kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:EX
筋力と耐久を3ランクさせるが、理性の全てを奪われる。
狂化を受けても孝公は普通に喋るが、
それは“痛みがなければ変革は成し得ない”という意志で固定されているためであり、
意志疎通が不可能なことに変わりはない。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
【宝具】
『この変革は後の皇帝に(シャンヤン・ピェンクア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
バーサーカー自身とカリスマの対象となる臣下を対象とする特殊
エンチャント。
最初に取り決めた約定を臣下が違えない限り、対象のステータスは時間経過とともにどんどん上昇するが、
一つでも違えればその瞬間に対象にはペナルティが課せられ、最悪の場合命すら失う。
なお、狂化を受けた孝公本人は、何があろうともこの法を違えることはなく、
令呪を用いて違えさせようものならば、サーヴァントとしてのアイデンティティが崩壊して即座に消滅する。
――商鞅の法改革は峻烈を極め、公子ですらも何人も処刑され、
次王の怒りを買う結果を招いたが、その次王“恵文王”は商鞅を処刑しながら法を変えはしなかった。
法が正しい事を、心のどこかで理解していたからだ。
【Weapon】
『無銘・剣』
戦国時代に於いては珍しい青銅製の剣。
強度の面では鉄剣に劣るが、白兵戦に於いてはこちらがやや勝る。
これはひとえに、秦国が製銅技術を極めたからと言える。
【解説】
のちに中原を制し戦国を終わらせる秦国最後の公。秦・孝公 嬴渠梁
父王 献公が死すと若くして即位するが、当時の秦国は中原の端に追いやられ、
各国の会盟にも参加できない蛮族国家と見なされていた弱小国家であった。
若き王はこのことを憂い、三百年前の秦王・穆公を引き合いに出し、才ある者であれば重用すると宣言し、
同時に蛮族らへの遠征も開始、各地で功績を挙げる。
そのころに魏より公孫鞅、のちの商鞅と相見える。
商鞅は熱弁をふるい、三度の会合を経て彼を取り入れる。
法整備や什伍制の配置、そして咸陽への遷都などを経て着実に秦を強国へと変化させ、
次代王・恵文王、昭王、そして始皇帝へと繋げた。
余談であるが、中華で召喚される場合に限りセイバー適性を得ることができ、
青銅剣はEランクの対人宝具に、さらに防壁城宝具として函谷関(Bランク・対陣宝具)を保有できるという設定。
最終更新:2016年10月04日 23:05