【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】勾践
【性別】男性
【身長・体重】189cm・97kg
【属性】秩序・悪
【ステータス】筋力A 耐久D 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
嘗胆の心得:A
目的達成のために苦心を惜しむことのない精神耐久力。
低ランクの頑健、心眼(偽)、抑制が複合された特殊スキル。
なお、効果がほぼ同じ“臥薪の心得”なるスキルもあるらしい。
(そちらは頑健が高ランクで、抑制が低ランクとなっている)
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
怯懦:B
苦難が去ると一転して猜疑心が強くなる気性。
猜疑心が頂点に達すると「恐慌」の状態異常を発症する。
【宝具】
『攻性剣・揜日落陽(Buster system Yan ri)』
ランク:B++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
いにしえの中華ガジェットソード・揜日を用いた太陽をも穿つ刺突。
冶金神である昆吾の加護を宿した刀身から迸る金属の陰性を直線状に放つことで
着弾地点の陽性すべてを吸収・消滅させる。
陰陽五行説における陰が宿す冷気の最大解放であり、その刺突は絶対零度のレーザービームと呼ぶべきエナジーの迸りを宿す。
また、その特性上対城宝具でありながら破壊・制圧以上に相殺に特化した剣でもある。
『技性剣・真鋼断裁(Arts system Zhen gang)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
いにしえの中華ガジェットソード・真鋼を用いたすべてを斬り裂く斬撃。
刀身全体に制動タキオンフィールドが展開されており、金属や玉なども容易く断裁可能。
また、フィールド展開には刀身内蔵型の小型魔力炉が用いられるため、対人規模に限定されるが
魔力炉自体が損傷しない限り、切れ味が衰える事は永遠にない。
後発ガジェットの中に多く見られる、金属などを容易く斬る剣の最高傑作と呼ぶべき一振り。
『無錆の王剣(インビンシブル・カッパー)』
ランク:A++ 種別:結界宝具 最大捕捉:1000人
「越王勾践 自作用劍」の文言が刻まれた剣。
宝具と化した二振りとも、持ち込めなかった六振りとも違う属性を持ち、そして現存する幻の“九振り目”
刀身自体が、抜刀された時点で展開される“自律式固有結界”。
殺害と闘争のためだけに存在し、歴史の中で鍛え上げられた剣という最上武器の陰気の奔流を内包し、
それらの気によって人々の心を狂奔へと塗り替え、周囲を上古の戦国時代へと変貌させる。
消滅させるにはこの剣を凌駕するほど高密度の“陽”の気をぶつけ、民心に光の道を示すしかない。
上古時代のガジェットの再現に最も迫った――もとい凌駕した数少ない中華ガジェット。
(なお、現存する剣からは完全に神秘は毀れ落ちているようだ。)
【Weapon】
『六振りの剣』
そのほかの五振りは、それぞれ「断水」、「転魂」、「懸剪」、「驚鯨」、「滅魂」、「却邪」
いずれも宝具級の名刀だが、これらすべてを宝具にすることは聖杯戦争の制約上叶わず、持ち込めていない。
【解説】
紀元前5世紀の越王で、
春秋五覇の一人に数えられる王。
父王允常が逝去すると王座を継承するが、喪中に呉国に攻め込まれる。
范蠡の奇策によって呉王を戦死に追い込むものの、次代の呉王夫差の台頭によって滅亡寸前に追い込まれる。
この時勾践は、范蠡の進言に従って夫差のもとに下り、召使いとして仕えることとなる。
この悔しさを勾践は忘れぬため、部屋に苦い肝を吊るして毎日嘗め、復讐を誓ったという。
范蠡の策によって越に戻ると国力を増強し、夫差が中原の会盟に出かけたときを狙って
攻め込み、最終的に呉を滅ぼす。
中原の覇者となった勾践は讒言を信じるようになり、
疑心によって腹心を自害させるなどし、越の国力を衰退させていった。
最終更新:2016年09月26日 23:32