【元ネタ】史実
【CLASS】ファニーヴァンプ
【マスター】
【真名】褒姒
【性別】女性
【身長・体重】145cm・42kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力B 幸運A 宝具E
【クラス別スキル】
魅了:A+
魔性の美貌により、老若男女を問わず対象の精神を虜にする。
ここまでくると魅惑ではなく魔術、呪いの類である。
対魔力で抵抗可能。
傾国の逸話によってランクアップしている。
【固有スキル】
神性:C
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
明確な証拠こそないものの、龍の落胤とされている。
対魔力:C
伝説によって付加された竜因子の名残。
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
【宝具】
『見てみたい、その笑顔(ウィーシャオ)』
ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
神秘の域にまで達し、宝具となった“ただの笑顔”
一度でも褒姒の笑顔を見てしまった男性は、
その笑顔の“トリガー”となった行動を進んで行なうようになる。
“トリガー”がどんな行動になるかは分からないが、史実に於いてはそれがそのまま
“国家滅亡のトリガー”になってしまっているため、大抵が碌でもないことになる。
【解説】
周王、宮涅(のちの周・幽王)の寵姫で、褒という小国の人。
出生に於いては謎が多く、夏王朝時代から伝わる箱から出てきた泡から出てきた黒い蜥蜴が後宮の女子に取り憑き、
その女性から生まれたのが褒姒とされている。
幽王は、この褒姒を非常に溺愛したが、当の褒姒は美貌の持ち主であるのに全く笑わない娘であった。
ある時、高級な絹が裂ける音を聞いて褒姒がクスッと笑うと、幽王は国中から絹を集める暴挙に。
次に佞臣のミスで諸侯を召集するための烽火が上がった事態に褒姒がさらに笑ったことから、
幽王は有事でもないのに度々烽火を上げて諸侯を集めたために信頼を失い、
騎馬民族の犬戎が侵攻してきた本当の有事の際には諸侯は一切集まらず、幽王は殺され周王国はここに一度滅ぶこととなる。
このことから、褒姒は傾国の美女として史に名を刻んだ。
なお、箱が開かれたのは厲王の時代であり、それが本当ならば褒姒はどれだけ少なく見積もっても四十代以上となる。
最終更新:2016年10月04日 23:54