【元ネタ】アイルランド民話
【CLASS】アーチャー
【マスター】カウレス・フェルヴェッジ・ユグドミレニア
【真名】シャン・ルア
【性別】男性
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。
【固有スキル】
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
褐色の林檎:A
黄金の林檎の反存在。
この林檎に触れた者は不死系の特殊能力を無効化され、加えて
最近にその能力により無効化・回復したダメージを再度受ける。
【宝具】
『撃ち貫く激光の剣(クリーオウ・ソーラス)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:30人
過たず敵を仕留める、光の剣の一撃。
三発限りの多連装ホーミングレーザー。
その速度故に回避は極めて困難なものとなるが、
ダメージ量は照射時間に比例し、また標的への誘導は命中時点で終了するため
反応STにより“命中後の離脱”を行い被害を軽減させる事が可能である。
【Weapon】
『無銘・剣』
巨人との戦いを三度制した剣。
『三種の名馬』
前方の音に追いつき後方の音にも負けることは無い、超音速で駆ける馬。
黒毛、黒毛の三倍速い栗毛、栗毛の三倍速い赤毛の三種を魔力投入量に応じて切り替えられる。
ライダークラスで現界した場合に追加される。
【解説】
アイルランド民話『エリン国王の十三番目の息子』の主人公シャン・ルア。
ある日、エリンの王は「13人の息子のうち、今日最後に帰って来た子を天運に捧げよ」との
ドルイド僧の進言を受け、結果としてシャン・ルアが生家を去り旅に出る事となった。
異国の王に牧童として仕え七年が経った頃、海の大蛇アルフェイストが姫を生贄に求める。
三人の巨人を倒し、それぞれから居城や服、過たず一撃で敵を仕留める光の剣、
前方の風に追いつき後方の風にも負けることは無いという名馬を勝ち取っていたシャンは
アルフェイストと戦い光の剣で切り裂くのだが、大蛇は死なず翌日にはより強大となって現れた。
三日目の大蛇は口に三本の剣を生やし、その剣が大地に突き立つと国は滅ぶのだという。
シャンは三人目の巨人の城で助言を受け、そこで手に入れた褐色の林檎を大蛇の口中に投じると
アルフェイストは全身ぐずぐずに溶け、そのまま復活する事無く死亡した。
姫は英雄の名を尋ねるがシャンは答えず立ち去り、『ふられてしまった』と言う姫に
多くの者が自分こそが英雄と主張し求婚するも、英雄の残した瑠璃色のガラスの長靴を
履ける者はいなかった。王に呼び出された牧童シャンは靴を履き、嘘つき求婚者達の首を
最後の光の剣でまとめて刎ね飛ばし、姫と結婚し巨人の王国で幸福に暮らした。
最終更新:2016年10月04日 23:59