赫連勃勃

【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】赫連勃勃
【性別】男性
【身長・体重】216cm・104kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力C++ 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具D+
【クラス別スキル】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:A
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【固有スキル】
加虐体質:A
 戦闘において、自己の攻撃性にプラス補正がかかるスキル。
 これを持つ者は戦闘が長引けば長引くほど加虐性を増し、普段の冷静さを失ってしまう。
 攻めれば攻めるほど強くなるが、反面、防御力が低下してしまう。
 それだけに、バーサーカー一歩手前の暴走スキルと言える。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できるだが、
 アーチャーの苛烈過ぎる性格ゆえに得られるスキルが若干歪んでいる。
 該当するスキルは騎乗、早駆けの乗法、拷問技術、カリスマ(偽)、畏怖、等。

【宝具】
『大夏龍雀・湛盧剣(たいかりゅうじゃく・たんろけん)』
ランク:D+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:444人
 春秋時代の呉楚で造られた古の名剣……を目指して造られた数多ある黄金製の贋作剣。
 その意匠は、異様なまでにゴチャゴチャしている。
 製造者は、勃勃の右腕である臣・叱干阿利。この剣を造るまでに刀工は何人も、彼の手で殺された。
 古の名剣“湛盧”とは無論その性質は全く違い、その刀身を形成するのは、総て赫連勃勃らに向けられる民草の怨嗟である。
 それだけに、斬られるのはもちろん、触れるだけでもその怨嗟が対象を襲い相手を侵食する。
 赫連勃勃は、この宝具の数の多さを利用した投刀戦術を取ることが多い。

 ……湛盧には、持ち主となる者が邪な心を持っていた場合は、
 自分の意志で、自分を振るうに相応しい者のもとへ飛んでゆくという逸話がある。
 この逸話から、贋作とはいえ「飛ばす」用途に向いている剣と言える。

【Weapon】
『無銘・弓矢』
 弓矢は、匈奴の用いた騎馬民族の複合弓。

【解説】
 五胡十六国時代、胡夏帝国を建国した武列皇帝。赫連勃勃。
 南匈奴の去卑の末裔で、鉄弗部の生まれ。
 背が高く恰幅も良く、尚且つ顔立ちも整っており、父が死んで間もないころから頭角を現し、
 同時にそのころから不仁を極める大姦物であることを、一部の者には気付かれていた。
 その性格は冷酷にして残虐非道。覇道も多くの血に塗れており、
 常に傍らに武器を携えて気に入らなければ人を殺すという具合であった。
 皇帝を称するまで彼に殺された人々は数知れず。
 26歳で周辺部族をまとめる大単于に、37歳で皇帝になったものの、その最期もまた呆気なく、
 皇帝を称してから僅か7年で崩御。一説には雷に打たれて死んだとも。
最終更新:2016年10月05日 00:03