公孫瓚 伯珪

【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】公孫瓚 伯珪
【性別】男性
【身長・体重】170cm・63kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力D 幸運D 宝具B

【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【固有スキル】
反骨の相:B
 主君に歯向かい、自らの意のままに物事を動かそうとする気性。
 自分より上位の存在がいることを憎悪する自己愛の塊である。
 同ランクの「カリスマ」を無効化する。

ガルバニズム:A
 生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。
 魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電することで無効化する。
 また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
 自らの肉体を改造した半人半機の魔人。

精神異常:B
 精神を病んでいる。
 肥大化した自己愛と深刻な人間不信のため、他者の感情を斟酌しない。
 精神的なスーパーアーマー能力。

【宝具】
『千重楼閣』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~60 最大捕捉:1000人
 発電施設としての特性を備えた楼閣を、千重にも連ねた城塞。
 この城塞は敵を放電により迎撃する他、城外に出陣したライダーの補助電源としても機能する。
 ガルバニズムの最大展開や、もう一つの宝具『電光白馬』の本来の使用法には『千重楼閣』によるバックアップが必要不可欠である。

『電発白馬』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~20 最大捕捉:30人
 公孫瓚の持つ両頭施刃の矛。義兄弟である劉緯台が作り上げた、電気を操る中華ガジェット。
 これ自体が発電機関であると同時に、放電を制御する機構も持つ。
『千重楼閣』のバックアップを受けた場合、さらに機能が増強され、電流を白馬の如き霊獣として顕現させる事が可能になる。
 この霊獣は雷が形を為したものであり、騎乗者以外の触れたものに電撃による追加ダメージを与える事ができる。
 なお、霊獣は電力を消費することで複数顕現させる事も可能。

【解説】
 後漢末期の群雄の一人。字は伯珪。劉備の学友であり、一時期は従えていた事もある。

 豪族の子だが生母の身分が低く、扱いも良くなかったが、美しい容姿と抜きん出た才覚によって頭角を現す。
 盧植のもとで学んだ後に士官し、主に異民族との戦いで功績を挙げ、異民族からは白馬長史と恐れられた。
 また、その配下の騎兵隊は、乗馬が全て白馬で揃えられていた事から白馬義従と呼ばれたという。

 一方で異民族対策に宥和路線を取る上司の劉虞を度々妨害する、
 反董卓の義兵に参加しながら董卓に味方し、反董卓連合に所属する韓馥を攻撃する、
 名声の高い人物を意図的に困窮に追い込むなどの無道の行いも多かった。

 本人の人格も褒められたものではなく、
 才能力量を誇って百姓に憐れみをかけず、過失は記憶しても善行は忘却し、目が合えば必ず報復したという。

 だが、一時は天下も狙えるほどの勢いがあり、
 兵気霆震、駿馬電発──兵の意気は雷の如く、騎兵は稲妻のようだったという。
 悪評を積み重ねながらも武力だけで大勢力を築き上げた点を鑑みれば、後漢末期でも最強の将の一人と言える。
 実際に、三十万の黄巾軍を二万の軍勢で大破し、首級三万、追撃を含めればさらに数万を死に至らしめたという記録も残っている。

 その武略を以って、韓馥の跡を継いだ袁紹との戦いも優位に進めていたが、
 界橋の戦いでの敗北すると彼我の形勢は逆転。
 さらに、関係が悪化していた劉虞を殺害することで、その旧臣を袁紹に取り込まれ、
 追い詰められた果てに、自ら城砦に火をつけて家族もろとも自殺した。

 身分の低い人物を重用し、特に元占い師の劉緯台、元商人の李移子・楽何当とは義兄弟の契りを結んでいた
 一方で、士大夫のような名声のある人物を憎悪していた。
 その理由は「名声のある人間は取り立てられても当然だと思い、自分に恩を感じないから」だったという。

 三国志演義では正史の強烈な人物像や、華北を席巻した絶倫の武勇は見受けられず、
 劉備や趙雲に危機を救われることが多い。
最終更新:2016年10月05日 00:07