【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】シャクシャイン
【性別】男性
【身長・体重】169cm・75kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具D+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
狂奔:D
周囲を巻き込むほどに強烈な感情。狂気にも似た和人への憎悪。
高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
復讐の狼煙:C
虐げられたものが、別な虐げられたものの為に振るう力を与えるスキル。
他者を虐げた英霊と対峙した場合、「偉業」の度合いに応じてステータスが上昇する。
【宝具】
『憎毒の一矢(スルク・ケミヒ)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:1人
アイヌ民族が用いる毒矢を放つ弓矢。
和人への憎悪と毒とが一体化して矢を形成しており、普通の毒矢としてはもちろんのこと、
英霊、人間を問わず日本人に対しては毒の回りが通常の数倍となる。
また、弓の方も同様に和人への高密度の憎悪を纏っており、同様に日本人に対して射程距離が拡大する。
【Weapon】
『無銘・太刀』
狩猟用の幅広刃。
【解説】
江戸時代のアイヌ民族の首長の一人で、シャクシャインの乱の首謀者として非常に有名。
松前藩の過度な圧政に立ち向かうために、対立するハエ(集落)の首長オニビシを討ってアイヌ民族の心を一つにし、
アイヌモシリ全域の共同体で蜂起を宣言。
呼びかけに応じて各地で反和人運動が立ち上ると、一時はその死気の圧倒的な高さから優位に立ったが、
アイヌ民族の兵装は松前の近代武装と比較すると彼我の差は圧倒的であり、
馬脚が出ると同時にアイヌ民族の進撃はストップ。
シャクシャインは尚も抵抗をし続けるが、和人が持ちかけた偽りの和睦による騙し打ちで殺害される。
彼の死後アイヌ民族は順次帰順してゆき、江戸から明治に掛けてのさらなる圧政への引金を引くという皮肉を招いた。
なお、アイヌ民族全体の希望を担った救世主、という描かれ方をすることが多いものの、
蜂起以前のオニビシ討伐に関してはマッチポンプ説も捨てきれない。
最終更新:2016年10月05日 10:47