【元ネタ】アステカ帝国
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】モンテスマ一世
【性別】男性
【身長・体重】178cm・71kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスターからの魔力供給を断っても自立できる能力。
ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分だといえる。
陣地作成:A
人身御供の祭壇を作り上げる。
捕らえた人間の心臓を抉り出し、太陽神ウィツィロポチトリに捧げることで、太陽神系の加護を得る。
また、生贄の数に比例して、宝具『血花顕照(トラカエレル)』で放たれる火蛇の数が増加する。
黄金律:B
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。
勝利者の贄:A
倒した敵の霊格を吸収し、自らの霊格を高めるスキル。
自己改造とは似て非なるスキル。EXPの入手量が増加する。
【宝具】
『血花開胸(トラカエレル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~30 最大捕捉:1人
ウィツィロポチトリの弓と、トルコ石の火蛇シウコアトルを模した弓矢。
人の心臓を抉り取り、血の花を咲かせる儀式を具象化したもの。
太陽の光を弓に番え、光の矢として敵に発射する。
この矢は物理的な威力を持たないが、ある程度の追尾能力と、
接触した対象の心臓を日光の下──つまり体外に引きずり出す事で、死に至らしめる機能を持つ。
防ぐには、心臓を引きずり出されても生き残る生存能力、
あるいは陽光の届かない遮蔽物の影への退避が必要となる。
なお、太陽神系の神性を持つ相手に対しては効力が減少する。また、夜間は全く機能しない。
『血花顕照(トラカエレル)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:200人
『血花開胸(トラカエレル)』の対軍形態。
生贄の祭壇に捧げた心臓・霊魂を動力に変換し、心臓を抉り出す陽光の矢を束ね撃つ。
その矢の数は、捧げた生贄の数に比例して増加する。
この宝具を使用した場合、捧げた生贄の数は初期値にリセットされる。
【Weapon】
『マカナ』
マクアフィテルとも言う。
木の板に黒曜石の刃を挟んだ木剣、あるいは棍棒。
原始的な武器だが刃は鋭く、敵を叩き切る事も可能。
一部を覗いて金属文化が育たなかったマヤ・アステカでは、
この武器こそが選ばれた戦士の為の剣であった。
【解説】
中米で栄えたアステカ帝国の皇帝(トラトアニ)。
スペインのコンキスタドール、コルテスに国を征服された不運なモンテスマ二世とは別人物。
叔父のイツコアトルが死んだ後、兄であるトラカエレルを差し置いて後継者となる。
以降は兄と共に帝国の統治に励み、水道設備や数多くの神殿を建設し、厳しい階級統制を実施。
さらに、アステカの宗教の教典を書きなおし、太陽神信仰と選民思想を強めた。
帝国は、この神に生贄を捧げることを目的として犯罪者や戦争捕虜の心臓を太陽に捧げた。
生贄には戦いによって得た捕虜の方がいいとされていたため、花戦争と呼ばれる儀式的な戦争を行うことすらあったという。
これらの宗教改革と三都市同盟、さらに各部族の征服によってアステカ帝国は大いに栄えたが、
それらは支配される側の多大な犠牲を伴うものでもあった。
最終更新:2016年10月05日 11:10