【元ネタ】日本・史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】下毛野武正
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:D
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
【固有スキル】
宗和の心得:D
同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。
攻撃が見切られなくなる。
乗馬中は1ランク低下するという、ライダーにあるまじき性能を持つ。
魅了:D
容貌以上に、堂々たる振る舞いで異性のみならず同性をも惹きつける。
黄金律:E
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
要領がよく、無茶をしても「ライダーなら」と許され、大抵の逸話で何かを貰っている。
無窮の武練:E
いかなる時でも随身としての振る舞いを忘れず、賞賛されたことがもたらしたスキル。
戦時ではなく平時に「戦わずして得た」スキルであるため、ランクは高くない。
【宝具】
『武正が所ぞ(たけまさがところぞ)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
かつてライダーが落馬した所を通りかかった際、主人が「ここはライダーの(落馬した)所」と言ったのを逆手にとり、
「はい、私の(領有する)所で御座いますね」と返し、そのまま強引に自分の所領としてしまった過去に由来する宝具。
乗り物から飛び降りることで、その場に結界を張り、優位を得られる。
また登記上の名義がライダーの物となり、細かい法手続きを無視して家賃の徴収や売却、破壊や建設が可能となる。
【Weapon】
『無銘・太刀』
『無銘・弓矢』
『無銘・馬①』
派手な扮装での巡回を気にいった藤原忠通から賜った名馬。
『無銘・馬②』
藤原家成が秘蔵していた、黒毛の名馬。頓知で強引に賜った。
【解説】
平安後期の随身。関白藤原忠実・忠通父子に仕えた。
随身とは院・女院や摂政・関白等に許された護衛であり、当然武芸堪能な者が選ばれた。中でもライダーが属した下毛野氏は、
坂田金時のモデルとされる下毛野公時を輩出しており、歴代随身として名を挙げた者が多い。
しかしライダーは武芸に優れ気も利いていたものの、騎乗だけは苦手としていた。
そのため自身も弓・馬を得意としていた忠実が主であった時代には重用されず、
それでも乗馬に挑戦して落馬するという姿を見せている。
忠通の時代になってからは「馬が合った」せいかお気に入りとなり、雨の日に派手な蓑笠姿で巡回したりして人目と主の気を引いていた。
教養はそこまででもなく、粗野なところもあったが、頭自体は良く、頓知がきいたという。
また風流な物自体への感受性は強く、我が子を大事にしていた。
最終更新:2016年10月05日 11:17