【元ネタ】
アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ロウランド
【性別】男性
【身長・体重】174cm・73kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等をもってしても傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
直感:D
戦闘時、つねに自身にとって有利な展開を“感じ取る”能力。
ただし、攻撃のためにしか働かない。
透化:C
目的への専心。精神面への干渉を無効化する精神防御。
先制攻撃:C
戦闘において先手を取る能力。
戦闘開始ターン(1ターン目)のみ優先的に行動を開始できる。
【宝具】
『勝利を約す連鎖の剣(セクエンス)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:1人
父王より授かった「その打ち込みは決して無駄にならない」名剣。
多くの者を死に導いた妖精王の呪いを纏っており、敵対者の運命を捻じ曲げる。
この剣による攻撃を防御ないし回避した者は以降の防御成功率を引き下げられ、
命中を受けながらも無傷に終わった者はダメージ減少値を引き下げられる。
一撃毎の効果は軽微なものだが、累積し戦闘終了時まで持続する。
【解説】
スコットランドのバラード『貴公子ロウランド』の主人公、アーサー王の三男ロウランド。
ある日、四人兄妹は教会近くでボール遊びをしていたのだが、ロウランドの蹴ったボールが
教会を越えて飛んで行ってしまい、エレンがこれを探しに行った。ところが彼女は不注意にも
この時、教会の周りを“太陽の動きと反対方向に”回ってしまった。これは妖精の領域に
入ってしまう恐れのある行いであり、エレンはただちに妖精に攫われ、戻って来なかった。
マーリンが言うには、キリスト教国で一番の勇敢な騎士だけが彼女を連れ戻せるのであった。
まず長兄が探索の旅に出たが、彼はマーリンに助言を受けていたのにそれを守らず、
妹と同じに行方を絶った。次に探しに行った次兄もまた長兄の轍を踏んだ。
最後にロウランドが父の剣を与えられて出発し、彼はマーリンの言葉を忠実に守った。
即ち妖精の国では一切飲み食いをしない事、そして「出会った者は全て首を刎ねて殺せ」である。
最後に殺した女性が教えた合言葉と三度の“太陽と反対方向の動き”により丘に開いた扉を抜け、
その中の広間でロウランドは兄妹を発見する。妖精王は打ち倒され、兄妹は無事に帰還した。
以後、エレンは二度と教会の周りをあの方向に回る事が無かったという。
最終更新:2016年10月05日 11:20