【元ネタ】呉越春秋
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】處女
【性別】女性
【身長・体重】162cm・49kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:A+
サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【固有スキル】
無窮の武練:A
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全に近い合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
指南の心得:B
数々の英雄を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
ランクBなら自らの持つ技能であれば習得させる事が可能。
ただしその習熟度は自らの物を上限に、相手の才能に大幅に左右される。
處女は剣術の他、多対一想定白兵戦術を取得している。
百敵剣
対軍魔剣。最大捕捉100人。
いっさいの気勢を外に漏らさず、動作は最小にして神速。
百の刺客を以てしても仕留め切ることがかなわぬ處女が習得した剣術奥義。
【宝具】
『万敵剣(ひゃくにんよらば、ばんにんてき)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
真名解放することで、“百敵剣”の能力を、
レンジ内の任意の対象に“投影”という形で習得させる。
處女の指南を受け、その素質が表面化している者の場合は習得者の肉体的負担は軽いものとなるが、
その逆の場合は技の合理がなじみ切らず、常軌を逸した剣術に対象の肉体が付いて行けず、蝕まれることなる。
【Weapon】
『無銘・剣』
越国製の青銅剣。
【解説】
史記ではなく呉越春秋や東周列国志などの文献にその名を連ねる凄腕の女性剣士。
その剣術の腕前は、対呉国の戦略を練っていた范蠡の耳に届き、
越王勾践に剣術指南役として推挙され、謁見することとなる。
勾践は處女の実力を疑ったが、彼女の「私の剣は一人で百人と相対せます」という豪語するので、
半信半疑ながら百の兵を處女にぶつけるが、處女は文字通り相対した百人の戟を悉く落とし、撃退した。
指南役となった處女は、一年で三千人の精兵を育て上げる成果を挙げるが、
勾践はその美しさに惹かれて、後宮に迎え入れようとしたが、気付いたころには處女はいなかった。
なお、處女というのは要するに「処女」であるため、確実に本名ではないと思われる。
最終更新:2016年10月05日 11:25