【元ネタ】キリスト教
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】バルバラ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力B 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:E-
マスターからの魔力供給を断ってもわずかなら自立できる能力。
ランクE-ならば、マスターを失っても最大30ターン現界可能。
【固有スキル】
黄金の杯:B
水を注いだ冬の枝の花々を咲かせたというバルバラの杯。
聖杯の極めて小規模な再現品。魔力炉として魔力を供給する効果がある。
心眼(偽):A-
前触れのない死を避ける聖人としての職能による危険予知能力。
ただし本人の性質から攻撃への転用は難しい。
雷除けの加護(偽):A
ガルバニズムもどき。
実体を持たないエネルギーを自らの生体電気に変換し、蓄積する。
このため魔力による物理攻撃が利かない。
電力は魔力に変えることも可能だが、普通は三位一体砲に使う。
もちろん自分の魔力を電気に変換することもできる。
雷攻撃も許容量までは吸収可能。
【宝具】
『牢塔、ここに我を守れ(アギアヴァーヴァラ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:5~10 守護対象:30人
三つの窓を備えた壁面の展開。
バルバラを収監した監獄塔の一部分を抽出して防御結界に転用したもの。
信仰の結晶、三位一体の象徴、祈りの具現である窓の部分が核で、
窓を砕かない限り塔の壁は無尽蔵に再生する。
『天雷、ここに敵を討て(アギアヴァーヴァラ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~40 最大捕捉:50人
三つの窓からの三位一体砲の展開。
バルバラを収監した監獄塔の窓をぶち破って大砲が出現し、敵を砲撃する。
砲弾は蓄積された電力を利用したレールガンの要領で撃ちだされ、
圧倒的な加速と破壊により敵勢を吹き飛ばす。
最大3連射可能。再発射には冷却用インターバルを3ターン必要とする。
結界宝具との併用も可能で、その場合結界の核が大砲に移る。
【Weapon】
『三位一体砲サントバルブ』
イタリア、スペイン、そして昔はフランスでも、それを守護する彼女の名で火薬庫を呼んだ。
威力が高い代わりに冷却時間が要るのを砲身の数で補っている。
本来、壁面展開と並行して使用するのは魔力消費が大きすぎて実用的ではないが、
彼女の場合は黄金の杯があるためそう難しくない。
【解説】
3世紀ニコメディアの殉教者。
父親の目を盗んで洗礼を受けたことでローマ当局の怒りを買い、
拷問され、幾度も殺害が試みられたが、その度に傷は癒え、何故かその危機から救われた。
最後は父親の剣により斬首されて殉教したが、その瞬間、父親は雷に打たれて灰になって死んだという。
自らが監禁されていた窓を、三位一体を表す三つに改築させたことで知られる。
裸で街を歩くという屈辱を強要された時は、天使が霧をかけて彼女の姿を隠したとも。
塔、または聖杯を持物とし、建築者、ひいては数学者などの守護聖人。
後に父親に雷が落ちた伝承から鉱山関係者や砲兵に雷除けの聖人として崇敬されるようになり
さらには大砲や投石器の攻撃がその雷に擬せられ、砲兵の守護聖人、爆発から護る守護聖人ともなった。
バルバラとともに大砲が描かれるのはそのためである。
救病十四聖人の一人。発熱、また上記の理由も含めて突発的な死全般からの守護者。
最終更新:2016年10月05日 12:09