【元ネタ】ポルトガル史
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】エンリケ航海王子
【性別】男性
【身長・体重】170cm・59kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力C++ 幸運A+ 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:E
騎乗の才能。大抵の乗り物なら何とか乗りこなせる。
【固有スキル】
嵐の航海者:E+
船と認識されるものを駆る才能。
…なのだが、エンリケ本人は船を駆る技能も、海戦を戦い抜く軍略も持ち合わせていない。
(実際には冒険も征服も、それどころか航海自体もほぼしていないから当然である)。
だが、
カリスマだけは王のそれに及ぶ強大な物を持っている。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
恐怖の奴隷船:A
隷属の時代を抱える総ての民の心に根付く恐怖の代名詞。
エンリケの宝具と対峙したものは“威圧”のバッドステータスを受け、耐久が1ランク低下する。
対精神干渉系のスキルで回避可能。
虚ろなる生者の嘆き:B
『王の商船』の中の奴隷による、いつ果てるともしれない死霊の如き絶望を内包した声。
敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。
なお、エンリケ自身も低確率で恐慌をきたす。
【宝具】
『王の商船(ヴィアジェム・ナヴィオ・ド・プリンシピ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000単位
数千の奴隷を際限なく吐き出す、ライダーが“征服”したアフリカの地の民を乗せた奴隷船。
船の中から解き放たれた奴隷の群れは、絶えず死霊の如き声をまき散らしながら、虚ろな足取りで往来を闊歩し続ける。
奴隷の戦闘能力は皆無であるのだが、奴隷たちはその総てがエンリケ航海王子の“商品”であり、
奴隷に触れる・傷つけるなどの行為を行なった者に対して、自動でエナジードレインが発動し、
エンリケの魔力に還元・または宝具の維持に充てられる。
奴隷を送り込む船を破壊しない限り、死霊の虚ろな行軍からは逃れられない。
【解説】
その財で以て海洋国ポルトガルの黄金期を築き、奴隷売買の礎をも築いたポルトガル王子。
アヴィス朝の開祖ジョアン一世とフィリッパ・オブ・ランカスターとの間に生まれた第三王子。
王位継承権は低いものの、若くして資産家として莫大な財を動かし、また財と共に力も蓄えてゆく。
26歳でテンプル騎士団の財産を取り戻すために結成された騎士団の後見人・総長となり、
その後も主に貿易の面で様々な功績を残し、一時期は“サグレスの王子”と呼ばれ、
島の領主として王にも等しき権力をふるった。
彼の理想はプレステ・ジョアンとの国との同盟を結ぶことであり、ここのところに十字軍的な理想主義が見え隠れしている。
なお、彼自体はスキル覧に挙げた通り航海などほぼしていない。
“嵐の航海者”スキルにしても、実際はBランクのカリスマと全く同効果。だが、彼の意向で押し通されている。
最終更新:2016年10月05日 22:32