趙充国

【元ネタ】中国・史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】趙充国
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
勇猛:C
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。若い頃は自ら武器を手に戦場を駆け抜けた。

千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

軍略:D
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 野戦よりは防衛中心の長期戦の名手。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。
 常に兵と労苦を共にすることで、兵を惹きつけて士気を向上させ、共に大功を挙げた。

【宝具】
『百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人
 遠征前に宮中で必要な軍備を問われたことに対する、本人以上に有名となったアーチャーの名言。
 瞬時にして所在地の地脈に浸透して魔力を吸収する、地形に最適な砦と兵器(弩など)を出現させる。
 兵士は召喚されない為こちらから打って出ることは出来ないが、兵器はアーチャーの意志に応じて作動可能。
 固有結界ではなく、その場に瞬時に設営される宝具であり、固有結界内でも上塗りして使用出来る。

【Weapon】
『無銘・剣』
 将軍の装備。
『無銘・弓』
 騎射を得意としていたが、馬はクラス縛りにより同行出来ていない。

【解説】
 前漢の将軍(紀元前137~52年)。字は翁孫。若い頃、李広利に従って異民族と戦った。
 兵法を学ぶ一方で、自ら敵中に飛び込んで二十余りの戦傷を作り、武帝に感嘆されている。
 その後も匈奴や羌といった異民族を相手に戦い、七十歳を過ぎて宣帝の時代になってから羌対策を問われると、「自分以上の者はおりません」と言って出陣。
 積極的に討って出るよりも、敵の意表を突いて砦を築いて守りを固め、屯田も行って長期戦に持ち込むことで、成果を挙げた。
 しかし、この過程で同僚との間に不和が生じ、その為か同僚は後に行動を共にしていたアーチャーの息子を秘密漏洩のかどで告訴。
 獄に下された息子が自殺したことが、晩年に影を落としている。
 それでも86歳まで長生きし、壮侯と諡された。伝からはとにかく気が長く、着実に成果を挙げる人物が伺われる。
 才気抜群、百戦百勝当たり前という天才肌ではないが、軍を任せれば確実に勝ってくれる堅実な名将。
最終更新:2016年10月05日 22:51