【元ネタ】絵本百物語
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】赤ゑいの魚
【性別】不明
【身長・体重】??km(12km以上)・581t
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力A+ 耐久A+++ 敏捷E- 魔力E 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
気配遮断:-
アサシンのクラスが持つ共通スキルだが、このサーヴァントが
持つ気配遮断はそれらのどれにも該当しない。
【固有スキル】
水棲:A+
魚類としての水中への適応能力。
水の中にいる間、俊敏が2ランク、その他のステータスがワンランクアップする。
だが、耐久値はカンストしているためランクアップしない。
野性:A-
自然の中に溶け込める性質。獣そのもの。
非常に発達した五感を持つものの、
天敵と呼べる生物が存在しないので、直感能力は麻痺しており機能しない。
島身:EX
赤ゑいが誇る異常な規模の巨躯。
サーヴァントはもちろん、誰もが赤ゑいを地形としてしか認識できない。
ただし、その巨躯ゆえに水中・水上以外で実体を維持することは不可能となる。
【宝具】
『浪荒くして大海多し』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
体表面に溜まった海水を操る能力。
ただそれだけの能力ではあるものの、その巨躯を活かした水を弾く力はただただ暴力的。
また、水中の海水にもある程度は干渉でき、それによって船を流すほどの波くらいなら起こせる。
【Weapon】
『尾の毒棘』
普通のアカエイならば持っていて然るべき猛毒の棘であるが、
原典では全長を把握できないほどの巨躯ゆえに棘の逸話は存在しない。
【解説】
安房国(現千葉県)の伝承に登場する妖怪。
船乗りたちが嵐によって遭難し、辛くも生き残った数人がある島に漂着する。
海の知識が深い船頭を見覚えがないこの異質な島には、
見たこともない草木が生え、岩の穴には魚が潜んでいて、12km以上歩いても民家が見えない。
集落を見つけられなかった船乗りたちは、水たまりから水分を補給しようとするが、
そこで飲んだ水はいずれも海水で飲めやしなかった。
仕方なく彼らはこの島を出るのだが、1kmほど離れたところで振り返ると
さきほどの島はもうすでになくなっていたというのがこの怪奇譚の筋書きである。
最終更新:2016年10月05日 23:06