【元ネタ】エステル記
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】エステル
【性別】女性
【身長・体重】170cm・54kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運A+ 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:B+
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
ユダヤの敵が行使する魔術の一切には絶対的な防御能力を発揮する。
【固有スキル】
カリスマ:C
いかなる「威」に対しても怯まぬ女傑としての威圧を示す。
ユダヤの敵に対しては2ランクアップ。
神の加護:A+
唯一神からの加護により、類稀な美貌、知恵、弁舌能力を持つ。
判定次第で唯一神の直接的な支援を得て、ご都合主義さえも実現させる。
エステルの従兄弟であり、敬虔な信仰を持つモルデカイを陥れようとした宰相ハマンは、
因果応報とも言える最期を遂げた。
【宝具】
『神与えるは吊柱の応酬(ピラー・オブ・ゼレシュ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:2~23 最大捕捉:1人
ユダヤ絶滅を目論む宰相ハマンがモルデカイを処刑するために作った彼を吊るすための柱。
本来はユダヤの信仰を打ち消し、また彼らを絶滅させる口火を切るためのものでありながら、
最終的な用途はその「真逆」となり、またその逸話から信仰礼装と言える宝具に昇華されている。
普段は短槍と同じほどの長さに凝縮されているが、真名解放により50アンマ(23m)に及ぶ全長を取り戻す。
エステルは神の加護によって、その全長・質量を気にすることなく振るうことができる。
『希望の光(エステル・オブ・ジュー)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
『神与えるは吊柱の応酬(ピラー・オブ・ゼレシュ)』の真の能力。
柱を打ち立てることで神の名の下の聖戦の概念を展開し、ユダヤと唯一神の外敵となるもの
全てを滅する神罰術式を展開する。
この宝具が与えるのは信賞必罰の断罪ではなく、純粋な神罰なので、
時として罪なき無辜の民さえも殺戮しかねない兇刃と化す危険性を孕んでいる。
【解説】
旧約聖書におけるペルシャを舞台としたエステル記の主人公である女傑。
もとはユダヤ人孤児で、従兄弟のモルデカイに育てられる。
時のペルシャ王アハシュエロス(クセルクセス一世)が妃を廃して新たな王妃を求めると、
その美貌と賢明さから見初められ、寵愛を受けるようになる。
そんな最中、モルデカイがハマン宰相に不敬に接したとし因縁をつけられたことに端を発する
ハマンのユダヤ人絶滅計画を知り、一計を投じて逆にハマンを陥れ計画を阻止した。
そればかりか王にユダヤ人の敵対民族を撲滅することに赦しを得て行動に移し、
ユダヤ人は七万人以上の人民を虐殺した。
最終更新:2016年10月06日 11:55